『とらドラ!』10巻 感想 (電撃コミックス)
2022/03/12 Sat 23:38:32 [edit]
漫画版『とらドラ!』10巻のネタバレ感想です。
みのりんvsあーみん、勃発。
原作でもアニメでもそうだったけど、このTHE・女の戦いは見ているだけで胸がキリキリ痛む。
地雷元の中をドンパチやり合うような危険さ。
殴りあいになったのも時間の問題だったと思います。
現状維持という名の停滞を望むみのりん。
外野であることを嘆くあーみん。
個人的には周囲が見えてないみのりんよりも、亜美の肩を持ちたくなります。
せっかく好きだと告白しても間髪いれずに嘘だと言って流してしまう彼女の心境を思うと心が苦しい。
直後に大河が遭難したことで、ゲーム的に言えば大河ルートに乗ったような感じ。
ゴーグルを眼鏡と勘違いして、北村に話すつもりで竜児に好意を伝えてしまったのは切ない。
みのりんは良く言えば筋が通っている、悪く言えば頑固な性格なのがよく分かる。
そんなところに惚れた竜児としては、頑なに拒むみのりんにアタックできないのも仕方ないのかな。
読者視点からすると、竜児のことが好きなのに断固拒否するところが亜美同様に腹立たしく思わないでもないです。
本人が語っているように自分で決めただけあって、それだけ大事な優先順位なんでしょうけどね。
同時進行で進路についても頭を悩ます竜児。
原作当時と比べると、自分が歳をとったこともあって竜児が幼く見えます。
正解はないから大いに悩め若者よ。
11巻発売は来年かなぁ。
気長に待ちたいと思います。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: とらドラ! とらドラ!(巻感想) 絶叫
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