『味噌汁でカンパイ!』2巻 感想
2022/03/05 Sat 23:11:36 [edit]
「味噌汁でカンパイ!」2巻のネタバレ感想です。
あったまるなぁ。
味噌汁のように、じんわり沁みこむお話が満載です。
善の本名は四位善一郎っていうのか。
八重をはじめ皆が善って呼ぶから勘違いしてました。
三井野八重といい、漢数字ばっかの名前だな。
少しずつ八重が恋愛について意識し始めています。
この手の話題が苦手で避けがちだった娘でしたからね。
自分が作った味噌汁を食べて喜ぶ男の子を見て胸のつっかえが取れるのを見ていると、いつ自覚してくれるのかと今からワクワクします。
登場人物はまだまだ絞られますが、善の父親はいいポジショニングにいますね。
妻を失い息子と二人で生きていくと決めた男の姿は、悲しいけれど立派に見えます。
多忙でも親子のコミュニケーションを削らないように頑張っているには伝わってきます。
八重の母親もからかい半分で二人の仲を応援してくれていて、ほっこりさせられます。
愛情に満ちた作品であるのは間違いないですね。
☆第6杯目 菜の花と油揚げのお味噌汁☆
菜の花はあまり食べないけど、食感と若干の苦味が地味に好きです。
大人になってからの方が楽しめる味になりました。
☆第7杯目 わかめと豆腐のお味噌汁 水の違い☆
またしても「わかめと豆腐の味噌汁」を主題とすることはなく、今回は硬水と軟水についての話。
単行本の幕間おまけで公開されていた全国水道水平均硬度ランキングが興味深い。
日本国内でもこんなに差があるものだったんですね。
だしの取り辛さは旨味に直結するとしたら、味噌の違いも土地柄に影響しているってことなのかな。
☆第8杯目 芋がらのお味噌汁☆
遠足用に仕立てたインスタント味噌汁のルーツ。
芋がらは食べた記憶がありません。
☆第9杯目 豚バラとなすのお味噌汁☆
小学2年生のイトコを預かるストーリーがメインであっさり流してしまうのかと心配でしたが、掘り下げてくれてよかった。
これ、めっちゃ美味しいやつですよね。
今一番好きな味噌汁はと聞かれたら、なすと断言するぐらいマイブームです。
水分を吸収するなすと味噌汁の相性が抜群でたまりません。
豚バラを入れると贅沢感が増してイイ感じだけど、あえてなすオンリーの具材も好きです。
☆第10杯目 ホタテ稚貝のお味噌汁☆
ホタテ入りは自宅で食べたことはないかなぁ。
具がしじみと比べても大きいので、ワンランク上と感じます。
☆第11杯目 宮崎名物冷や汁☆
一種のお茶漬けみたいなもののようですね。
これは美味そうだ。
似たものは幼い頃に食べたかもしれないけど、本格的にはないなー。
郷土料理を楽しむ機会があれば一度食してみたい。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 味噌汁でカンパイ! 味噌汁でカンパイ!(巻感想) 笹乃さい
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