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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『アオアシ』27巻 感想 



アオアシ」27巻のネタバレ感想です。

長かった青森青蘭戦が決着。
アオアシ史上最重要巻と大胆不敵に予告しただけに、まさに節目に相応しい内容となっています。

積み重ねた練習という名の伏線。

奪いに来る敵の矢印を見る。
オフ·ザ·ボールの動きがすべて。
攻撃の時はできている「未来を読む力」を守備でもやる。
ロープを繋いでの守備練習。
敵を知るより味方を知れ。

全てはこの日のために、この覚醒のためにあったのかといわんばかり。
幾度も壁にぶち当たり、そのたびに乗り越えてきた葦人が一歩上のステージに立つ時がきました。
自分で掴んだ答えは一生忘れない、という言葉はまさにその通りだと思います。

福田監督が葦人をサイドバックに抜擢した真の理由も明らかに。
言ってしまえば優しさからくるものだったんですね。
本人に考えてもらうためには一度どん底を味わってもらわないといけないけど、サッカーそのものに絶望させては元も子もない。
育成というものは計算して終着点を作るものではなく、大雑把な道を用意してあげることなのでしょう。
このタイミングで覚醒したのは主人公ならではですけど、殻を破る瞬間は身体が震えるほどにゾクゾクしますね。

そして、やはりもう一人のキーマンだった阿久津の活躍も忘れてはいけません。
問題的な言動が多い阿久津だけど、強さに関して言えば誰よりも信頼が厚い。
そんな阿久津が周囲の声を聞いて自分の弱さと向き合う姿は成長を感じずにはいられません。
葦人のスパイクを誉めた何気ない一言は、葦人を認めただけでなく、自分の変化も認めたもののように感じました。
ラストシュートはまさに魂のこもった一撃で、この激闘に終止符を打つのにピッタリな決勝ゴールでした。

スポーツ漫画というよりも、ドラマを観たような読了感。
物語としては重厚で、言語化を大切にしているだけあって理詰めで文字量も比較的多めです。
集大成としては読み応えのあるものだったと思います。
一方でスポーツ漫画としての手に汗握る熱さではなかったかなという印象もあります。

これで一つの章としては幕を閉じた、といえるのかな。
トップチームの監督が初お目見えとなりましたが、葦人がさっそく昇格するのでしょうか。
時期尚早な気もしますけど。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: アオアシ  アオアシ(巻感想)  小林有吾 

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