『あせとせっけん』5巻 感想
2022/03/02 Wed 22:31:08 [edit]
「あせとせっけん」5巻のネタバレ感想です。
結婚を意識し始め、お互いの家族の話が増えてきました。
香太郎が母親の目が見えないことに対して言いにくいと思う心情は理解できるので辛いな。
自分の親だったら別に負担になるとは思わないにしろ、彼女の立場を考えると二の足を踏むのでしょうね。
実際、回想で元カノが重たいと口にしていたことは批難し辛いですし。
麻子の父親の子供に関することを知るのは一番後だったって独白は寂しいな。
よくある日本の家庭の縮図なんでしょうね。
でも、娘に彼氏が出来たことをショックだと思いつつも嬉しがってくれる良い父親だと思います。
息子と娘がいなくなって、ポツンと取り残された母親の姿は胸に痛い。
賑やかな団らんとの落差はしょんぼりしちゃいますよね。
お父さんの箱根に行こうかってフォローは何気なくて好きだなー。
クリスマスも二人ならではの緩い空気で微笑ましい。
その一方で夜だけは変態的にエロティックですが、世のカップルもみんな二人っきりのベッドの上では変態ですよね、ええ。
ただ、香太郎が麻子と出会い商品化した「ベッドで香るやすらぎせっけん」の実体験レポートは真似ることが難しいハイレベルなフェチだというだけです。
不動産担当の浦沢みたいなゲストキャラにも手を抜いていないのは好印象。
悪人っぽい振りで登場したけど、やっぱり良い人でした。
契約件数トップなのは、しっかり顧客と向き合って求めているものを理解した上で提案できているからなんだろうなと、よく分かりました。
特装版について。
「涼村悠二のダーツバー探訪」
涼村のプライベートを描いた8P番外編。
雰囲気で分かっていたけど、デキる男で格好良すぎる。
香太郎よりよっぽどモテるでしょうに、副官ポジションで目立ちにくいのかな。
「まろ助とせっけん」
実家の猫·まろ助をお風呂に入れる4P番外編。
ただ可愛い猫を愛でるだけと思いきや、麻子の下乳セクシーショットが拝めます。
「大蔵部長のありふれた休日」
頼れる我らの大蔵部長のベールが明かされる7P番外編。
まさか大蔵部長が既婚者かつ子供がいるとは……!
独身を貫くオネエだと思い込んできたので、衝撃的でした。
特装版買わなければ知らず仕舞いだったと思うと、買って正解でしたね。
他にもTwitterで公開していたイラスト数点やラフ漫画、性別逆転ネタなどがまとめられています。
この作品の世界が好きな人なら買って損はないと思いますね。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: あせとせっけん あせとせっけん(巻感想) 山田金鉄
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