『味噌汁でカンパイ!』1巻 感想
2022/02/28 Mon 23:24:12 [edit]
「味噌汁でカンパイ!」1巻のネタバレ感想です。
可愛らしい絵柄で描かれる中学2年生の幼馴染みラブコメディ。
他の作品と異なるところは、あるキッカケで幼馴染みの女の子が毎朝味噌汁を作ってくれることになったこと。
実際のレシピも漫画内でレクチャーがあり、一種のハウツー本にもなっています。
最大の魅力は美味しそうに描かれる味噌汁ではなく、味噌汁がある食卓の風景にあります。
主人公の善は幼い頃に母親を亡くし、父親とも生活リズムの違いから毎朝一人で朝食を摂っていました。
隣に住む幼馴染みの八重は、善のお母さんになると昔約束したことを守るため、善に味噌汁を作ってあげようとする……といったストーリーです。
善が八重に対して好意を抱く思春期の男の子だから、好きな女の子に味噌汁を作ってもらえることを素直に喜ぶので微笑ましい。
初な八重がワイワイ騒ぐのも楽しくて、ニヤニヤしぱなっしです。
☆第1杯目 しじみのお味噌汁☆
第1話から「しじみの味噌汁」というのは変化球ですね。
個人的にも凄く好きな味噌汁ですけど、常日頃食するものではなく特別な時の一品というイメージがあります。
☆第2杯目 なめこのお味噌汁☆
なるほど、構成的にだしの話をしたかったから1話目がしじみだったのね。
なめこ特有のぬめりがたまらないんですよね。
それにしても朝からだしを取る余裕なんてあるんだろうか。
☆第3杯目 キャベツとベーコンの洋風味噌汁☆
これまた覚えたてなのに変化球なことで。
味噌汁に牛乳とバターを投入する絵はぎょっとしてしまいますが、これはこれでまろやかな味になるのでしょうね。
確かにパンと合わせるのならミルク風味で正解だと思います。
ただパンとベーコンキャベツ炒めと牛乳の組み合わせでいいんじゃないかと思ったのは身も蓋もないかな。
☆第4杯目 わかめと豆腐のお味噌汁 味噌6種☆
やっと定番の登場ですが話題は味噌の違い。
米麦豆赤白合わせみそなどを食べ比べしているのは、実際にやってみたいなと思わされます。
正直、赤と白の違いぐらいしか知らなかったので勉強になりました。
ちなみに普段家庭で味わうなら白、旅館や外食なら赤がいいな。
☆第5杯目 かきたまと玉ねぎの味噌汁☆
かきたま味噌汁はあまり味わった経験ないかも。
どっちかというと卵を入れるのなら、落とし卵で食べることが多いな。
食べている途中で味の変化がつけられるところが長所ですね。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 味噌汁でカンパイ! 味噌汁でカンパイ!(巻感想) 笹乃さい
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