『あせとせっけん』2巻 感想
2022/02/14 Mon 21:15:39 [edit]
「あせとせっけん」2巻のネタバレ感想です。
何かと遠慮がちな女性が好きな相手を譲りたくない一心で積極的になること自体はいい変化だと思います。
不安にさせていた原因は名取のフレンドリーさが所以なので、あまり否定してはいけないんだろうけど彼女の立場からしたら面白くないのは確か。
こういうのをモヤモヤしながら抱え込んでしまう人は多いはず。
そういう意味でも、このカップルの最も素晴らしいことは、ちゃんと気持ちを言葉にして口にすること。
頭ポンポンとかズビシッとツッコミを入れられることにやきもちを妬いたと素直にいえる麻子は凄いなと思います。
反省してちゃんとすると宣言する名取も良かったですね。
視力を失った母親とガーデニングをする回想はわすか2ページ足らずでしたが、この巻で一番心に残る話でした。
もしかしなくても、石鹸を開発していることだって多少なりとも母親が関係しているのかな。
こんな親孝行エピソードを見せられては、名取の好感度が上がってしまいます。
多少の変態行為も目をつぶりますよ。
八重島家も仲が良くて微笑ましいなぁ。
家族揃って3時間も麻雀なんてなかなかできませんよ。
弟もシスコン気味だけど、自己主張が苦手な姉を心配して過保護になっているだけで、麻子の幸せを願っているのが伝わってきます。
この弟は推せる。
大蔵部長が頼りになりすぎる。
麻子と名取が二人でいるところを見ただけで、一発で関係を見抜いた上で口外しないと約束するところが漢だなぁ。
バレバレのデート服で出勤してきて恥ずかしがる麻子をフォローしたりと、さりげなさも完璧です。
まだまだ付き合い始めたばかりで、安心感よりもドキドキや不安がいっぱいの時期ですね。
ああ、一番楽しい時だろうなあ。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: あせとせっけん あせとせっけん(巻感想) 山田金鉄
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