『銀のニーナ』14巻 感想
2022/02/01 Tue 23:01:16 [edit]
「銀のニーナ」14巻のネタバレ感想です。
修太郎、決断の時。
一年前の修太郎なら元同僚である吉岡からの誘いに考えるまでもなく即決していたでしょうね。
悩む時間の長さはイコール今の環境の居心地の良さなのでしょう。
比較対象が似たものであれば悩まずとも済みましたが、全く別のものと比べないといけないので苦悩するのも仕方がない。
最初に東京へ行くことを話したのがニーナだったのは打ち明けやすかったから。
逆に大切だからこそ裏切るような形になる巴には話辛かったのでしょう。
巴のショックを受けた顔は可哀想で見ていられませんね。
でも、ずっと思わせ振りな態度を取っていた修太郎の心の揺れ動きに全然気付いていなかったんですね。
うーん、あの距離感だと良い方にしか捉えられないか。
気持ち整理のためにもう一度東京へ行かないといけないっていう理由はあまりピンときませんでした。
それならアラサーの今、ラストチャンスの意気込みで夢を追いかけたいと言ってくれた方がスッキリしたと思います。
帰ってくるかどうかも分からないから巴に待ってて欲しいとは言えません。
巴自身の夢もあるだろうけど一緒に東京へ行かないかと打診するとか、いつかまた迎えにきたいと思っているとか気持ちを伝えてもよかったんじゃないかなぁ。
でもそれで巴が縛られるのも本望ではないか。
もしもまた修太郎が北軽井沢に戻ってきたとしても、巴はともかく巴の両親は複雑だろうなぁ。
次巻で完結となるので、最後はハッピーな締めくくりを期待しています。
モデルスカウトはフラグっぽいけど、ニーナと二人で上京するような方向には進んで欲しくないな。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 銀のニーナ 銀のニーナ(巻感想) イトカツ
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