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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『かげきしょうじょ!!』10巻 感想 



かげきしょうじょ!!」10巻のネタバレ感想です。

愛メインの話が続きますね。
主人公として、さらさより動かしやすいようにさえ見えました。

過去の自分を省みて、いかに周囲が見えていなかったか痛感したり、同じような悩みを持つ後輩を手助けしたくても力不足を思いしったり、未熟さを自覚する愛。
そんな愛の成長に泣いて喜ぶ叔父·太一の気持ちに共感してしまう。
あれだけ無関心で男嫌いだった女の子が、多くの壁にぶつかりながらも感情を露にする様を見たら嬉しくなります。
でも愛にとっては、まだまだ成長の途中。
これからもっともっと喜怒哀楽の顔を出してくれるはずですから、今後が楽しみですね。

さらさの一人称矯正計画でとばっちりを受ける紗和が可哀想だけど面白い。
プライベートはともかく、入団した際は見られ方も大事という理屈は分かる。
一人称が自分の名前で呼ぶ人は、緩い印象を与えてしまいますよね。
現実だったら好かないタイプです。
漫画なので気にしていませんでしたけど。

本科生に進級して演技指導担当となった高木先生は、公演の難しさと過酷さを教えてくれるいい先生ですね。
確かに演者と異なり、客側にとっては一部のリピーターを除き初めての体験となるわけですからね。
毎度リセットして切り替えないといけません。
興味深かったのは、物語の登場人物にとっても新鮮な心を持てと説いたところ。
言われてみれば当たり前なんですが、その観点を意識したことがなかったので感心させられました。

マフィアの組織図をアイドルグループに当てはめる発想はなかった。
笑ってしまったけど、おかげで理解度が急激に深まりましたよ。

番外編は愛の担当予科生·伊賀エレナの受験エピソード。
超お嬢様学校だったり財閥の家柄だったりで、もはや別漫画の住人です。
立場で見られがちな女の子だけど、選ばれるだけあってちゃんと魅力のある娘ですね。
本筋にも絡みが増えて欲しいなと思いました。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: かげきしょうじょ!!  かげきしょうじょ!!(巻感想)  斉木久美子 

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