『かげきしょうじょ!!』9巻 感想
2022/01/24 Mon 21:06:51 [edit]
「かげきしょうじょ!!」9巻のネタバレ感想です。
前回、安道先生から提案された男役を目指すことに頭を悩ます愛からスタートする今回。
へえ、男役→娘役は乗り換えOKで、娘役→男役はNGなのか。
どちらも駄目ならともかく、何でなんだろう?
歌劇団に規定があるのか、それとも技術的な問題なのか。
それにしても分かっていたことですが、愛はヒロインポジションではなく、もう一人の主人公ですね。
JPX時代の同僚や女優である母親との話も広がってきて、先が気になります。
母親には良い印象がないので、いつか正面からぶつかって欲しいな。
徐々に髪を伸ばす描写を丁寧に描いてきたと思ったら、ここでバッサリ切るとは予想外。
愛のロングは無表情の頃からの移り変わりを表していると思っていただけに、リセットされた感覚に陥りました。
でも、だからこそ入学前より表情は豊かになったことが顕著になりましたね。
なおかつクールな美人になったなと思わせてくれます。
これなら男役と娘役のどちらも似合うでしょうね。
いっそのこと二刀流を目指すのもありなんじゃないでしょうか。
新入生である101期生については、まだまだ顔見せ程度ですね。
愛が後輩の伊賀エレナ相手に早くもへっぽこ先輩っぷりを発揮しているのが面白かったです。
澄栖に突っ込まれたさらさの一人称については、みんな大袈裟なリアクション取りすぎで笑ってしまいましたが、これってシリアス要素あるのかな。
巻末には前回出てきた謎の女性、丁嵐志織の番外編が収録。
やはりさらさの姉だったわけですが、白川一門は皆さらさの出生の秘密を知っていたことに驚きました。
余所で子供を作っている割には歌鴎は敬われているように見えるのは、立場ゆえなのか狭き業界によるものなのか。
暁也は知らなさそうでしたけどね。
腹違いの妹を手助けしたいと思うようになったエピソードがまだあるようで、続きが早く読みたいです。
ところで、スピンオフと番外編の違いって何なんでしょうか。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: かげきしょうじょ!! かげきしょうじょ!!(巻感想) 斉木久美子
« 『銀のニーナ』13巻 感想
その着せ替え人形は恋をする アニメ第3話「じゃ、付き合っちゃう?」 »
コメントの投稿
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |