『絢爛たるグランドセーヌ』19巻 感想
2022/01/21 Fri 21:58:40 [edit]
「絢爛たるグランドセーヌ」19巻のネタバレ感想です。
表紙はレベッカ。
エヴリンより先に選ばれるのは予想外。
単なるクラスメイトではなく、卒業後も出番があるということなのかな。
コンクールや舞台本番のシーンが多いからか、いつも以上にしなやかな身体で表現する踊りに目を惹き付けられます。
まさに本物のバレエの公演を見ているような楽しみ方ができる作品ですね。
毎度のことながら、この作品を読むと前向きになれます。
理由はもちろん、奏の底抜けなポジティブさ。
浮かれ過ぎないようにしようって決意からの即落ちは予想できていても笑ってしまいます。
周囲も影響受けて前向きになっているのがいいですね。
終わったコンクールの練習をする意味に悩む七海に対して、私が見たいからという自己中な意見で背中を押す奏は気持ちよさすら感じさせてくれます。
こんな娘が友達にいたら、さぞ毎日楽しいだろうなぁ。
海外留学編以降は狙っているのか、毎巻ごとにライバルの近況が挿入されていますが、今回は絵麻の番でした。
とはいっても僅かではありましたが。
怪我はちょっと心配だけど、自分に合った練習法を見つけられたのは功名かな。
久々の登場である翔子も少し元気になっているようで良かった。
奏のそばにいる時の安定したメンタルまではまだ届かないにしろ、そつなく課題はこなせていそうですね。
ただそのペースだと、次に再会した時は奏の成長に驚くことになるかもしれません。
競争の世界とはいえ、奏と翔子に実力差が出始めたら少し寂しいと思ってしまうだろうなぁ。
ことあるごとにニコルズの言動には闇を感じさせますね。
奏や滝本先生が一抹の不安を抱くのも今後のフラグにしか見えません。
目指したい道は決まったけど、お金がない。
漫画的には支援者が登場するのが定番ですけど、そんな都合のいい展開がこの作品で果たしてあるのかな。
経済的な不安が続く奏の進路が気になりますね。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 絢爛たるグランドセーヌ 絢爛たるグランドセーヌ(巻感想) Cuvie
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