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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『それでも君を幸せにしたい』1巻 感想 



それでも君を幸せにしたい」1巻のネタバレ感想です。

やべえ、面白過ぎて笑い疲れる!

主人公・福留耕弥が9年振りに再会する幼馴染の幸富愛姫に告白するところから始まります。
小学校入学前から高校入学まで会うどころか通話すらなかったけれど、毎日SNSのやり取りをすることでお互いが恋をした純愛ストーリー。
ただし、愛姫は幸せに感じてしまう二重人格の珠姫と入れ替わってしまうのだった……というお話。

ラブ200%、コメディ400%なハイテンションラブコメですね。
二重人格要素がまさに一粒で二度美味しい設定となっており、凄まじい勢いもあって毎ページ笑いっぱなしです。

こんな幸せ溢れ出まくってる二重人格誕生エピソードは見たことがないよ。
ってか、この作品自体ハッピーが至る所から漏れまくってて、ひたすら楽しくなっちゃいます。

多重人格モノといったら主人公一人に対して複数の人格がそれぞれ恋焦がれ、最終回付近で人格の消滅や統合、はたまた転生するってのがよくあるパターンだと思います。
そんなシリアス要素が皆無で、むしろ後から生まれた人格の珠姫が主人格である愛姫を推しているってのが新しい。
そして珠姫は耕弥に対して友人としての感情しかないから、距離感が近いと普通にイヤそうな顔で拒否するのが面白過ぎる。
付き合い始めた二人がイチャつこうとすると強制乱入となるオチが分かっていてもリアクションで笑ってしまいます。

二重人格であることを自己紹介でクラスメイトで公開していて、みんなが素直に受け入れている環境が優しい。
それでいてどいつもこいつも濃いキャラ立ちで、強烈なインパクトを残しますね。
特にバグったかのように幼馴染マウントを取ろうとするエビちゃんこと海老沢桜は見ていて楽しい。
エビの種類で格付けしてきたり、集中線過多な表情の圧が凄かったり、かと思いきや敗北を悟ると極端に落ち込んだりと全てのコマで笑いを誘ってきます。

いやはや、良い作品に出会えました。
是非珠姫にはずっとこのポジションで見守っていて欲しいなぁ。
シリアスは全く求めていないので、この作風を貫けるだけ貫いてもらいたいものです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: それでも君を幸せにしたい  それでも君を幸せにしたい(巻感想)  野呂俊介  ときゎ 

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