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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『虚構推理』11巻 感想 



虚構推理」11巻のネタバレ感想です。

スリーピング・マーダー編、完結。

実に読み応えのある内容でした。
何気にここまでしっかりと真っ当なミステリーを描いたのは、この作品では初めてではないでしょうか。

もちろん今までの話も謎を解き明かす要素は多分に含まれていたのですが、今回は人間ドラマが主題となっていました。
これまでは鋼人七瀬編を始めとして、依頼者や核となる存在が怪異や妖などの存在だったんですよね。
そのためぶっ飛んだ設定や世界観などの面白さはあったのですが、ミステリーの本質は半減とは言わずも多少薄れることがありました。

また、虚構で塗り固めた答えが納得できるものであれば真実でなくても構わないという通常のミステリーとは相反するものが本作の特徴でもあります。
それが何とも面白可笑しくて、他にはない作品に仕上げているのは間違いないでしょう。

逆にスリーピング・マーダー編では数十年に渡って眠されていた真実を掘り返すという正統派ミステリーが展開されていて新鮮でした。
虚構や妖はエッセンスとして残しつつも、主軸は事件そのものだったのでシンプルに読むことができます。
真実が二転三転して暴かれていく様は爽快感にも似た胸の高まりを感じさせてくれますね。
隠されていた事実が明かされていく順番が見事で、いずれの内容にも驚かされて隅々まで楽しむことができました。

妖狐が被害者に化けて叫んだというからくりは全く気付きませんでしたね。
ちゃんと「虚構推理」でしかできない爪痕を残す物語となっており、原作者の実力を垣間見た思いです。
是非アニメ2期で観てみたいエピソードだなぁ。

でも、結局一番インパクトあったのは「銃弾の峰ってどこだ!」ってセリフなんですけどね。
怒涛のシリアス展開の真っ只中にあの勢いは反則過ぎる。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 虚構推理  虚構推理(巻感想)  城平京  片瀬茶柴 

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