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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『であいもん』3巻 感想 



であいもん」3巻のネタバレ感想です。

一果の母親登場。
いくら本人が懐いているからといって縁もゆかりもない京菓子屋に我が娘を置いておくってのは漫画的だなぁ。
父親は詳細不明ですが母親は無関係ですもんね。
ある意味理解のあるお母さんと言えるんですが。
まぁ、子供からしたら5年前に離れた母親よりも今お世話になっている環境の方が大事でしょうしね。

しかしこの作品は「バイバイ」という単語を意図的に使っているのだろうか。
佳乃子以上に一果の無邪気な別れの言葉は、確かに母親からしたら心がバキバキに折れますね。
ギャグっぽく表現していますが、相当ダメージ受けただろうなと想像に難くない。
母親と再会したからといって一緒に住みたいなんて全く態度に出てませんし、一果の顔色を見たら引き下がるしかなかったのかもしれません。

一果は和に対してだいぶ柔らかい表情をしてくれるようになりましたね。
デリカシーの無い一言で冷めた目で見られるのは様式美なので是非続けてもらいたい。
基本的に人当たりがいい性格なのに和にだけは素直になりきれないところがツンデレの芽がありますけど、誕生日プレゼントが年相応の心遣いと甘え方で心温まりましたのであまり捻くれずに育って欲しいなと思いました。

単話でありながら印象に残ったのは第12話「秋咲く八片」です。
親としては愛情をこめて可愛がってるつもりでも、子供からしたら小馬鹿にされているように思っちゃいますよね。
周囲と比べがちな年頃ですから、羞恥心を刺激するような言い回しは避けてあげないと。
和のフォローの入れ方が素晴らしく、人から好かれる主人公であることをエピソードで巧く伝えてくれています。
こういう温かい話はいくらでも読みたいですね。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: であいもん  であいもん(巻感想)  浅野りん 

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