『骨ドラゴンのマナ娘』2巻 感想
2021/11/12 Fri 21:22:39 [edit]
「骨ドラゴンのマナ娘」2巻のネタバレ感想です。
もー、とにかく登場するキャラがみんな可愛い!
画集を読んでいる気分になるぐらい見応えのある絵とコミカルな動きに心奪われます。
大絶賛した1巻と遜色のないクオリティで、間違いなく本物だと確信しました。
物怖じしないイブがジト目で淡々と仕事をこなすのが面白い。
普段は無表情なだけに、たまに見せる笑顔の破壊力が凄まじい。
このギャップ萌えでご飯何杯でもイケてしまいます。
「竜殺し」という単語を酒と勘違いするボケとツッコミが完璧すぎる。
このシーン以外も漫才的な畳み掛けや構成が目立ちますね。
作者がその手の台本を書いているのかと疑う程に良質なお笑いを世界観壊さず描いています。
言葉の選び方が秀でていて、するすると滑らかに読めるのはこの作品の魅力の一つですね。
エルフ娘のロゼが全コマで見惚れるほどに美しい。
絶世の美少女という言葉がピッタリと合いますね。
綺麗と可愛いの中間にある稀少さを画力を持って表現できているのが素晴らしすぎます。
あとがきによると急遽登場が決まったキャラだとか。
そうとは思えない練られたシナリオ、埋没されることのない設定など感心させられますね。
いやはや、この作者の力量は底がしれません。
ちょっぴり切なく、でも心温まるほんわかストーリーは健在。
合わせてイブの成長が描かれていて、物語がしっかり進んでいるのも好印象です。
細部に至るまで丁寧な作りに目を奪われますね。
「エルフの森工房」の商品が素敵だなぁ。
木の包丁や食器など、見ているだけでも楽しい。
こんな雑貨屋さんがあれば覗いてみたくなります。
言語による違いを吹き出しで表現したり、柔らかいフォントに温かみを感じたり、センスの塊のような作品ですね。
是非とも長く連載して欲しいので、応援していきたいと思います。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 骨ドラゴンのマナ娘 骨ドラゴンのマナ娘(巻感想) 雪白いち
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