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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ARIA完全版』2巻 感想 



ARIA 完全版 THE MASTERPIECE」2巻のネタバレ感想です。

恥ずかしいセリフ禁止どころか、ポエムだらけのお話の数々。
それが凄く素敵なんです。

アニメ全話視聴済みですが、とっさにどんな話があったか挙げるのは難しいものです。
でも読み始めると懐かしさとともに思い出せるので、自身の体験した過去を振り返っているかのような感覚があります。

漫画とアニメの違いはいくつかありますが、最も大きな違いはキャラの登場時期でしょうね。
完全版2巻分ということは、実質通常版4冊分相当と推測できますけど、未だにウンディーネが灯里、藍華、アリシアの3人しか出てきません。
アリスとアテナはまだしも、藍華の指導役である晃が出てこないのは違和感ありますね。
もしかして、晃との出会いから描かれるんでしょうか。

基本的に描かれる内容は、上記3人によるネオ・ヴェネツィアの年間行事。
また猫の謝肉祭や狐の嫁入りなど、ホラーというほどではないけど少し怖さのある不思議なエピソードも収録されています。

各種イベントは、未来の地球では味わうことができないものばかりなんでしょうね。
だからこそ、不便なところが逆に魅力であるという惑星アクアの生活は人によって合う合わないはあるだろうなぁ。
迷子や待ちぼうけになったりするってことは携帯電話すらなさそうですし。
時間に縛られない生活というのは羨ましいですね。

ネオヴェネツィアの雰囲気を表現する背景の書き込みが素晴らしい。
綺麗な細線で描かれる温かみのある風景に思わず見とれてしまいます。
毎話、見開きを用意してくれるのって贅沢だなぁ。

アリシアさんが普通にビール飲んでいたり、灯里にも酒を勧める流れは時代を感じさせますね。
まぁ未来の話ですから、飲酒と未成年の概念に違いがあって当然でしょうけど。
あれ、でも火星で24ヵ月で1年って設定だから年齢計算どうなるんだったかな。
読み進めて行けば分かるのだろうか。

常識関連でいえば、温泉に入るのにずっとタオルで身を包んでいるのはおかしいと思う。
いや、別に「ARIA」にはエロを求めていないので隠してもらっていいんですけど、絵的に変というか。
よくある不自然な湯気でも良かった気がしますね。

さてそろそろ他の主要人物が待ち遠しくなってきました。
次巻にはきっと登場してくれるかな。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ARIA  ARIA(巻感想)  天野こずえ 

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