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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『D・N・ANGEL』20巻 感想 



D・N・ANGEL」20巻のネタバレ感想です。

幾度もの打ち切り危機を乗り越え、遂に無事完結。
良くも悪くも最後まで描かれたことが何よりも喜ばしく、内容は二の次になってしまったところはあります。
そのため最終回が読めて良かったというのが率直な感想になってしまいますね。

物語の大筋は王道の展開で最終回に向かって盛り上がる流れで良かったと思います。
大助、ダーク、日渡、クラッド、梨紅、梨紗、主要メンバーの想いが交差しながら一つに上手くまとめられていました。

ちゃんと大助が梨紅に告白し直し、梨紅が大助を選ぶ場面はずっと見たかったシーンでした。
まさにこの瞬間のために追い続けたといっても過言ではありません。
梨紅の可愛さに惚れて「D・N・ANGEL」のファンとなった一人としては、最後に報われてホッとしました。
不満があるとするならば、もっと描き込みが丁寧な時期に見たかったなという思いはあります。

ダークの正体が梨紅にバレるところは、あっさりしすぎだったかな。
これまで何度もバレそうになったものの回避できていたのは、梨紅自身が今回吐露している通り、大助がダークだと思いたくない一心で否定していたことが要因なのは間違いないのでしょう。
でも、これまでのニアミスと今回のバレに絵的な違いが見られなかったのは残念。
またバレそうでバレない展開なのかなと思ったくらいでしたよ。

ツッコミどころも少なくはありません。
後付けといか、設定の開示不足は否めませんね。
梨紗だけ残り、梨紅だけが何故引っ越しするのか詳細不明のまま終わりますし、日渡の義父が本当に父親だったり、ダークの存在を皆が忘れたりと衝撃の事実が今更出てきます。
いずれもクライマックスっぽい要素を詰め込みましたという感じで、ディティールは稚拙です。
まぁこの辺りは細かいことは気にせず、雰囲気で流すのが一番楽しく読む方法なんだと思います。

何はともあれ最後まで読む機会を与えてくれたことに感謝。
イラスト集を購入するぐらい個人的に特別な思い入れのある作品でした。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: D・N・ANGEL  D・N・ANGEL(巻感想)  杉崎ゆきる 

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