『やさしいヒカリ』1巻 感想
2021/10/18 Mon 21:37:59 [edit]
「やさしいヒカリ」1巻のネタバレ感想です。
この作品に出会ったのはkindleのオススメリストに並んでいたことがキッカケです。
絵柄からも伝わる柔らかさに惹かれ、サンプルを読んだ後にすぐ購入しました。
現代社会に疲れた人に超お薦め。
ヒーリング効果絶大の一冊だと思います。
都会の仕事や環境に限界がきて倒れてしまった主人公が島の郵便局員になる物語。
今までの生活を捨て去る覚悟はいるけれど、理想的なスローライフがここにあります。
こんな生活送りたいと羨ましくなりますね。
実際は想像はしてもアクション起こすのは難しく、ただの妄想で終わるのがオチです。
そういう意味では主人公の三宅飛鳥は運が良かったと思います。
駅のホームで倒れた時に命にかかわることはなかったこと、友人の誘いで島の郵便局員を紹介してもらえたこと、同居人がみなアットホームな雰囲気で迎え入れてくれたこと。
全て重なるなんてとんでもない強運ですね。
1話完結型で進むのでサクサク読めるのも長所。
思いやりのある人たちが紡ぐ日常の話に心温まります。
タイトル通り「やさしいヒカリ」が差し込むような空気感が心地良い。
ゆったりとした時間の流れ方、晩御飯の匂いが漂ってくる夕暮れ、雨上がりの早朝の静けさなど空気の表現が素晴らしい。
現実逃避したい時に読むとリフレッシュできて、また頑張ろうって思える貴重な漫画だと思います。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: やさしいヒカリ やさしいヒカリ(巻感想) 中村ひなた
« 【ゲーム総評】 マール王国の人形姫
『ONE PIECE』94巻 感想 »
コメントの投稿
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |