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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『とらドラ!』8巻 感想 (電撃コミックス) 



漫画版『とらドラ!』8巻の感想です。

初期と比べて筆が荒くなったと言われる絶叫さんの絵ですが、何だかんだでキャラの表情などは魅力たっぷりでした。
絵に関しては今まであまり心配していなかったのですけど、アクション系には弱かったようですね。
大河が狩野すみれのいる教室へ乗り込む大事なシーンの迫力が足りなさ過ぎて残念でした。
話の内容も飛び飛びで、カットが多くて全体的に雑と言いたくなってしまいます。
原作はもちろん、アニメでも素晴らしい演出だっただけに比較すると微妙でしたね。

ベクトルは違えど、大河・みのりん・亜美ちゃんのヒロイン勢が全員変調となる原作7巻に突入。
シリーズ全体の起承転結でいえば、明確に「転」となる物語が動くエピソードですね。
ヒロイン達が新たな想いが芽生えることに苦悩するのと同時に、一周遅れで友人達がそれぞれの恋愛事情に気付き始めるクリスマスストーリー。
竜児と同様に嫉妬というか煩わしく思ってしまい、自己嫌悪してしまう気持ちがよく分かります。

みのりんの自暴自棄になってどん底に墜ちていく様は見ていられません。
漫画だと泣き顔や後悔に滲む表情などばかりがクローズアップされているので、なおのことそう思います。
逃げても解決しなくても逃げるしかないもどかしさが表れていました。

やっぱり亜美は一足早く大人になっている感が強いですね。
誰よりも寂しがりやのはずなのに報われない役柄を演じてて、自業自得の面がなくはないけどちょっと可哀そう。
体育倉庫で胡坐をかいて真っ直ぐ竜児を覗き込む亜美の姿は、この巻で一番綺麗な女の子だと目に映りました。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: とらドラ!  とらドラ!(巻感想)  絶叫 

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