『ナナマル サンバツ』20巻 感想
2021/10/13 Wed 22:09:07 [edit]
「ナナマル サンバツ」20巻のネタバレ感想です。
いやぁ、最終巻面白かった!
1巻を読み始めて5日間ぐらいで一気に最後まで読み通してしまうほど嵌まりました。
早押しクイズのスピード感が読者にも乗り移ったかのようにページをめくる勢いが止められませんでしたね。
正直、残り3巻ぐらいから展開的に準決勝戦で敗退するんだろうなという予感はありました。
決勝戦を丁寧に描くにはページ数が足りていませんでしたからね。
それでも最後に期待通りの越山vs御来屋のライバル対決を、期待以上の熱量で魅せてくれたので大満足です。
純粋にクイズを楽しむ二人の姿にワクワクドキドキさせられたのは、何も真理だけではありません。
好きだからこそ勝ちたいという情熱のぶつかり合いが、シンプルで目に焼き付きました。
笹島先輩の眼鏡の奥は結局まともに描かれることはなかったけれど、最後に目を細めて笑っているのが見えたのは嬉しかったです。
優しくて本当に頼りになる先輩でした。
優勝が開城学園、2位聖ルイージ学院、3位宮浦高校という最終結果は収まりが良かったと思います。
締め括りとなった大倉の優勝者インタビューは気持ちのいいものでしたね。
というか、笹島と大倉の二人は高校生の範疇を超えて人が出来すぎですよ。
大会を終えて即終了ではなく、ちゃんと後日談を描いてくれたのはポイント高い。
だからこそ、新キャラ2人交えて正式な部活動となった彼らの活躍を見てみたかったなー。
副会長の容姿が好みだっただけに勿体ないなと思いました。
好きなものを夢中になって没頭できるって何て幸せなんでしょうか。
作中の登場人物がみんな全力で楽しもうとする姿勢が伝わってきて、読んでて本当に楽しかったです。
競技クイズの奥深さを知ることができた素晴らしい作品でした。
テーマ: 漫画の感想
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: ナナマル_サンバツ ナナマル_サンバツ(巻感想) 杉基イクラ
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