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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『JKからやり直すシルバープラン』1巻 感想 



転生モノが流行っていますが、そのほとんどがファンタジー世界が舞台ですよね。
個人的には現代が舞台のタイムリープモノが大好物なのに何故か漫画ではあまり見かけません。
本作の存在は連載開始して間もない時に知り、1話で即お気に入りとなりました。

まず主人公である二ノ宮小百合が46歳のおばちゃんという時点でかなり珍しい。
人生やり直し物語は圧倒的に男性が多く、転生系含めても女性はアラサーがほとんど。
本作では煌びやかで派手な生活を送っていた女性がバブル崩壊から転落していき、最終的にはホームレスとなったところをリンチに遭うという悲惨な導入となっています。
高校生に巻き戻って昔の振る舞いを反省し、全力で人生計画を練り直そうとする主人公に好感が持てます。

当時の小百合の極悪非道っぷりは、これまた今の人気ジャンルである悪役令嬢モノですね。
自分自身の過去を省みて節制を心掛けたり人付き合いを大事にしようとする小百合に対して、周囲の反応とのズレが面白い。
これまでがあまりにも女王様的な態度でやりたい放題していたものだから、急変した様子が全く好意的に受け取られなくて笑ってしまいます。
相手側からの視点を効果的に描いているおかげで、読者からも煽っているようにしか見えても仕方がないよなぁと納得させられる構図なっていますね。

ホームレス時代がトラウマとなっているが故に、価値観がクラスメイト達とまるで違いますね。
前世?の行為に後悔して謝罪する小百合の浄化されっぷりは、もはや別人なんでしょう。
おばちゃん臭い説教が同世代にジェネレーションギャップを与えていて妙にスカッとするのも良いところですね。

絵柄も安定して美麗で素晴らしい。
小百合の太眉はバブル時代を彷彿とさせるキャラデザインで、若干懐かしさの感じる美少女像ですね。
身体にまとわりつく衣服が妙にボディラインを強調していてエロいというか、艶っぽい。

そういえば、原作者も作画も韓国出身の方というのは驚きました。
どうやら原作者はアメリカに帰化したそうですけど、それでも日本語は喋ることはできないとか。
それでこの世界観の話を違和感なく生み出せるんですからお見事というしかないです。
細かいこといえば当時ギャップ萌えなんて単語はないじゃないかなーとか、自販機120円はもう少し後の時代ではないのかと思うところはありますけど、そもそも明確に日本を舞台にしているとは言っていませんしね。

ちなみにWEB上で連載を追いかけているので、ある意味一番見応えあったのは描き下ろし4コマ漫画の6P。
最後の樋口さんのオチは可哀相だけど笑った。
外伝の悪役令嬢編で樋口さんをメインとした2話を読んだ直後だっただけになおさら面白かったです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: JKからやり直すシルバープラン  JKからやり直すシルバープラン(巻感想)  林達永  李惠成 

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