『ONE PIECE』91巻 感想
2021/10/01 Fri 23:50:46 [edit]
「ONE PIECE」91巻のネタバレ感想です。
感想を書くのは72巻以来ですか。
最近(?)のワンピースは5~10巻ぐらいまとめ読みするようになりました。
電子書籍で買うと発売日が本の単行本比べて1ヵ月遅れるのが難点ですね。
そもそもジャンプ本誌で読んでいない理由も一気読みした方がストーリー展開が飲み込みやすいからなので、まとめ読みの方が満足感を得られるような気がします。
問題はこれだけのメジャータイトルだと意図せずネタバレを喰らいやすいこと。
さすがに「ひとつなぎの大秘宝」だけはネタバレされたくないので、そろそろリアルタイムで追いかけておいた方がいいかもしれませんね。
さて、そんなわけで90巻のラストにて「ワノ国」編に突入したところでワンピース知識は止まっていました。
作者が相当力を入れているという噂は耳に入ってきていました。
確かにこれはペンがノっているなーと感じさせますね。
背景、着物、キャラ造形などなど和の心をが随所に仕込まれています。
特に拘りのある「どん!」というオノマトペが、「べん!」という三味線や琵琶っぽい表現に変えているのは印象的ですね。
雰囲気は異国を感じさせるけれど、日本人にとってはむしろ慣れ親しんだ空気感で、ちゃんとワンピースらしさがあっていいと思います。
表紙も久々に全員集合で、9人揃って登場するのは実に64巻の魚人島以来。
まさに新章突入といった感じでワクワクさせてくれます。
扉絵も見応えありましたね。
911話はスカートがまくれるほどの疾走感と現代風の洋服を着る麦藁の一味が魅力的でした。
912話はオリンピックの時期だったのか、各種スポーツに興じる面々が素敵。
913話はドアップの水着姿のナミがエロすぎます。
921話の東京ガールズコレクションとのコラボは、かっこかわいい女性陣の中でもビビに目を奪われました。
さて、閑話休題。
話の内容は、まさかの侍たちがタイムトラベルしていたことが発覚するという展開。
ルフィも突っ込んでいますけど、錦えもん達は秘密が多すぎますね。
まだまだ隠し事がでてきそうで、読者人気がいまいちなのも秘密主義者すぎることと関係ないとは言えないでしょう。
てっきり光月おでんの過去編に入るのかと思いきやスルー。
ルフィ達だけが知って読者が置いてけぼりなのは物凄く珍しいのではないでしょうか。
おかげで突拍子もない20年もの時を飛んできたという話が、結果だけが分かる状態になっています。
トキトキの実の詳細な能力が分からず、若干モヤモヤします。
20年後である必要性はどこにあったのか。
錦えもんがタイムトラベル直後に20年後であることを理解できたのは、飛ばす年数を教えられていたってことなのかな。
未来視でルフィ達がワノ国に到着することを予見していたんでしょうかね。
始まったばかりのワノ国編ですが、さっそくカイドウ登場。
これどう見ても負けイベントですね。
ビッグマム相手に辛くも逃げてきたばかりで、またしても四皇と直接対決になりそうで展開の速さに驚きます。
テーマ: ONEPIECE
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: ONE_PIECE ONE_PIECE(巻感想) 尾田栄一郎
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