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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ラジエーションハウス』10巻 感想 



ラジエーションハウス」10巻のネタバレ感想です。

前巻の続きから、辻村先生のエピソード。
担当しているスポーツチームの選手に潜む病気の可能性を探す話です。
やっぱり苦悩してきた人が快方に向かう展開というものは読んでて気持ちが晴れますね。

元々凄かったけど、いよいよイオリが超人じみてきました。
他の医者たちが悉く気付けなかった病因を発見する姿はまさにスーパードクター。
アンちゃんに正体明かすまではストーカー的な変態要素もあって、普段オドオドしている要素とのギャップが面白かったのですが、今ではただ格好良い人になっちゃっていますね。

甘春先生は告知や説明で患者に寄り添っているのが伝わってきて、良いお医者さんだなとしみじみと思えます。
辻村先生が感謝していた再検査の提案についても、イオリから感化されたおかげでしょうし、病院全体が好循環になっていますね。
意外と個別エピソードはまだまだ描かれていないので、今後はこうやって掘り下げていくのもいいかもしれません。

ラブロマンスの匂いが強まってきたのも今巻の特徴でしょう。
考えてみれば、イオリ自身もアンちゃんに焦がれて一生懸命頑張ってきましたけど、恋愛的に想いを募らせている描写はなかったような……。
主従関係というか、褒められて喜ぶワンコのような関係がイオリの望むところだったように感じます。
アンちゃんも明らかに意識はしているけれど、こちらはこちらで意味合いが何とも言えずはかりかねます。

そんな中で、広瀬がイオリのことを意識する一歩手前から段階踏んで描いているのは巧いですね。
本人自身に「そこまでの感情だっけ?」と考えさせるだけで唐突感が軽減できます。
恋かどうか分からなくても、相手と親密になれたら嬉しいなって思う心の動きが目に見えてニヤリとさせられました。
まぁ、とはいっても広瀬はポジション的にかませ犬になる未来しか見えないので少々可哀相ではありますが。
個人的には女の子としてだとアンちゃんよりも好きなんですけどねー。

さて、最後に鏑木先生が怪しい動きを見せていますが、遂に同僚たちに医師免許のことがバレることになるのかな?
次巻も楽しみです。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ラジエーションハウス  ラジエーションハウス(巻感想)  横幕智裕  モリタイシ 

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