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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ラジエーションハウス』9巻 感想 



ラジエーションハウス」9巻のネタバレ感想です。

おおー、ここで遂に約束の話を明らかにするとはちょっと予想外。
何だかんだで切り出せず、最悪のタイミングでバレてしまうというのがよくあるパターンだったので、シンプルに打ち明けて理解してもらえるとは思っていませんでした。
甘春先生、いやアンちゃんが素直じゃないことも多いから、多少の反発は避けられないと心配していましたけど杞憂でしたね。
作品的には最も大きな仕掛けをこんな波風立たせず終わらせていいのかと思いもしますが、イオリやアンちゃんが傷付かずに想い出交換できたのは良いことです。

アンちゃんが弟の久志を亡くしてトラウマになった過去エピソードも収録されています。
確かに動悸や息切れなどを起こしているもののフラッシュバックでパニックに陥るほどではなかったんですね。
てっきりイオリのことをさっぱり忘れているから一部記憶喪失になっているぐらいだと思っていました。
今後はイオリが支えてくれるでしょうし、アンちゃんの心もだいぶ和らげたのではないでしょうか。

イオリの医師免許持っていることを隠している話も特に問題なさそうですね。
将来的に鏑木先生あたりから診断する是非について突っ込まれることは明確ですが、別に秘密にし続けないといけないってことはないですし。
むしろ早くそういう展開でスカッとさせて欲しいなって思うぐらいです。

物語は転換期を迎えましたね。
最終的な着地点はアンちゃんパパの病気が快復するかどうかになるのかな。
個別の患者エピソードだけでも読み応えもあるのでずっと続けて欲しいけど作者としては畳むつもりなんだろうか。

というのも、巻末のおまけ漫画がある意味一番の衝撃でしたからね……。
元々作品内にあのキャラが登場するのは抵抗感あったのですが、より浮いた状態になってしまいましたね。
作者自身も困惑しているのは当然ですし、読み手もフラットな感情で捉えるのは難しいなと思います。

テーマ: 漫画の感想

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ラジエーションハウス  ラジエーションハウス(巻感想)  横幕智裕  モリタイシ 

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