『D・N・ANGEL』17巻 感想
2021/09/13 Mon 23:47:59 [edit]
「D・N・ANGEL」17巻のネタバレ感想です。
マニスメア編が淡々と進行しています。
美術品を通じて丹羽やダークが内面を掘り下げていく毎度お馴染みのスタイルですね。
黒翼誕生の秘密を握っているようなので、物語の核心に近づいているような感じはします。
ただそんな感じがするだけで、対外的な進展はないので少々もどかしい。
結局のところほとんどが夢の世界の話ですしね。
丹羽自身が抱えていた不安を夢を通して見せられたわけですが、それでもダークを放り出すことはしないのは彼らしいといえるのかな。
ツッコまれているいる通り、丹羽は自己肯定感が低すぎます。
あまりにも否定しすぎると自分を慕っている人を裏切ることになるので、自虐は程々に抑えて欲しいのですが。
前巻の感想で実は冴原がダークの正体に気付いているのではないかと書きましたが、今回も夢を通してそれっぽいニュアンスが含まれていました。
このシーンのためだけの匂わせだったのか、果たしてまだ裏があるのか。
そういえば、急に出てきた船橋は今回登場ナシでしたね。
前回のあれだけでお終いだとさすがに寂しいので、まだ出番があるといいのですけど。
梨紅は状況証拠を掴み過ぎてて完全に丹羽=ダークと疑っていますね。
ただそうであって欲しくないと思い込もうとしている姿が痛々しい。
ってか、丹羽は一体何度人前で鍵開け技術を披露すれば気が済むんだろう。
隠す気ないですよね。
残り巻数も少ない割には、あまり進まなかったなーという印象。
梨紗のもうすぐ中学校生活が終わるって発言が、作品の終わりに掛けているようでしんみりさせられました。
テーマ: D.N.ANGEL
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: D・N・ANGEL D・N・ANGEL(巻感想) 杉崎ゆきる
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