ウクレレによる「ドラゴンクエスト」すぎやまこういち
2021/09/12 Sun 23:41:39 [edit]
≪DISC1≫ TOTAL 87分
№ | 曲名 | 時間 | MEMO |
1 | 序曲(Ⅰ) | 1:59 | タイトル |
2 | ラダトーム城(Ⅰ) | 3:10 | 城 |
3 | 広野を行く(Ⅰ) | 2:14 | フィールド |
4 | 街の人々(Ⅰ) | 1:47 | 町 |
5 | Love Song 探して(Ⅱ) | 1:33 | ふっかつのじゅもん |
6 | 果てしなき世界(Ⅱ) | 1:33 | フィールド(3人PT) |
7 | この道わが旅(Ⅱ) | 3:58 | エンディング |
8 | 冒険の旅(Ⅲ) | 1:33 | フィールド |
9 | 戦闘のテーマ(Ⅲ) | 1:41 | 戦闘 |
10 | おおぞらをとぶ(Ⅲ) | 1:13 | ラーミア |
11 | そして伝説へ(Ⅲ) | 3:29 | エンディング |
12 | インテルメッツォ(Ⅳ) | 1:02 | 冒険の書選択画面 |
13 | 勇者の故郷(Ⅳ) | 1:57 | フィールド(五章前半) |
14 | 楽しいカジノ(Ⅳ) | 2:18 | カジノ |
15 | 街角のメロディ(Ⅴ) | 1:57 | 妖精の村 |
16 | 哀愁物語(Ⅴ) | 2:26 | パパスの手紙 |
17 | 愛の旋律(Ⅴ) | 3:08 | 結婚前夜 |
18 | 結婚ワルツ(Ⅴ) | 3:06 | 結婚式、エンディング |
19 | 木漏れ日の中で(Ⅵ) | 1:58 | 町 |
20 | 精霊の冠(Ⅵ) | 2:27 | 精霊の祭り、カルベローナ |
21 | 失われた世界(Ⅶ) | 1:16 | フィールド(過去) |
22 | トゥーラの舞(Ⅶ) | 0:53 | ユバール |
23 | のどかな家並(Ⅶ) | 1:23 | 町 |
24 | 愛する人へ(Ⅶ) | 2:40 | キーファとの別れ |
25 | 広い世界へ(Ⅷ) | 2:27 | フィールド |
26 | 神秘なる塔(Ⅷ) | 3:22 | 塔 |
27 | 天の祈り(Ⅸ) | 5:57 | 天使界 |
28 | 祈りの詩(Ⅸ) | 2:15 | 死別シーン |
29 | 天空の世界(Ⅹ) | 2:39 | 初出:DQM2 |
30 | 水の民ウェディ(Ⅹ) | 1:49 | フィールド(ウェナ諸島) |
31 | 花の民(Ⅹ) | 1:18 | フィールド(プクランド大陸) |
32 | 地の民ドワーフ(Ⅹ) | 1:01 | フィールド(ドワチャッカ大陸) |
33 | 勇者は征く(Ⅺ) | 1:54 | フィールド |
34 | 愛のこもれび(Ⅺ) | 2:57 | セーニャの竪琴 |
35 | レベルアップ | 0:07 | |
36 | 死 | 0:13 | |
37 | 呪い | 0:09 | ぼうけんのしょは きえてしまいました |
38 | 教会(治癒) | 0:15 | |
39 | 宿屋 | 0:11 | |
40 | アイテム発見 | 0:09 | |
41 | 仲間(出会い) | 0:19 | |
42 | セーブ(冒険の書) | 0:14 |
先日の記事で書いた通り、400枚目のアルバムとして『ウクレレによる「ドラゴンクエスト」すぎやまこういち』を購入しました。
タイトルにすぎやま先生の名前が入っています。
当然ドラクエ音楽生みの親なのは周知の事実なのに何故明記したんでしょうね?
最初にこのCDの存在を知ったのは「ドラゴンクエスト夏祭り2019」のライブ映像です。
これはいつか欲しいなと思いつつ先送りにしていましたが、やっと入手しました。
ウクレレを演奏しているのは名渡山遼さんという方です。
業界について疎いのですが、ブックレットによると「日本の若手プレイヤーの中でもナンバーワンの呼び声高い天才ウクレレプレイヤー」と表記されているので、指折りの奏者ではあるんでしょう。
この感想を書く瞬間まで思い当たらなかったこと。
そういえばこれウクレレで実際に演奏しているんですよね……。
いや、何を当たり前なことを言っているんだと思われるかもしれませんが、演奏している感がまるでないんですよね。
レコーディング環境でミスがあれば撮り直ししているでしょうけど、あまりにも正確な音運びのおかげで人間が奏でていると意識させないというのは恐ろしいテクニックだと思います。
その一方で、決して機械的ではないまろやかで温かみのある音が耳に心地良く、なるほど、実力派の方なんだんと感心させられました。
ウクレレという楽器自体の特徴でもあるポロンポロンとリズミカルに跳ねる音が可愛いですね。
相性がいいのは穏やかでポップな曲、つまり街曲は抜群のハマり具合です。
「街の人々(Ⅰ)」「街角のメロディ(Ⅴ)」「木漏れ日の中で(Ⅵ)」「のぞかな家並(Ⅶ)」と街曲からの選曲が多いのも納得で全部お気に入りです。
欲を言えばDQ2「街の賑わい」、DQ3「街」、DQ5「街は生きている」も聴いてみたかったなー。
ウクレレ一本で演奏しているため音の数が少ないFC~SFC時代の曲が合っていますね。
DQ7以降は音の足らなさが顕著で雰囲気だけではカバーしきれていないパートもありました。
ソロ演奏で多重録音すらないので、複雑な旋律は指が大変なんでしょう。
同様に戦闘曲など激しく勇ましい曲調はアルバム内の転換としては面白くても、ウクレレの魅力は半減しているように感じられました。
単調にならないための工夫だったのかもしれませんけどね。
元々好きだった曲は更に新たな魅力を楽しめました。
「Love Song 探して(Ⅱ)」「果てしなき世界(Ⅱ)」「この道わが旅(Ⅱ)」のDQ2ラインナップは最高です。
地味に「インテルメッツォ(Ⅳ)」、いわゆる間奏曲が収録されているのはポイント高い。
「哀愁物語(Ⅴ)」「愛の旋律(Ⅴ)」「結婚ワルツ(Ⅴ)」「愛のこもれび(Ⅺ)」あたりのイベント曲は愛しい雰囲気を出てて良いですね。
原曲では特別意識していなかったけどウクレレで一番化けたのは「楽しいカジノ(Ⅳ)」だと思います。
遊戯場の騒々しさがすーっと抜けていてお洒落な感じが聴いていて飽きさせません。
あまりこういったアレンジCD系は手を出さないのですが、これは買って良かったと思いました。
※6:02辺りからウクレレライブ
テーマ: ゲーム音楽
ジャンル: ゲーム
タグ: ゲーム音楽CD ドラゴンクエスト すぎやまこういち 名渡山遼 ニコニコ動画
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