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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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叡王戦主催交代 

かねてより噂されていたドワンゴが叡王戦から降板するニュースが正式発表されました。

時代の流れを痛感せざるを得ませんが、まずはお疲れさまでしたと言わせてください。
ネット上で将棋を生中継で観られる文化が普及したのは、間違いなくニコニコ動画のおかげです。

一般棋戦からタイトル棋戦へ昇格する時に、ドワンゴで大丈夫なのかと散々指摘されたことを思い出します。
元々新聞社が主催するタイトル戦だったので、ネットメディアという意味で個人的には適役だと思っていました。
ニコニコ動画の勢いはある程度落ち着いてきた時期ではありましたが、コンテンツとしては他にはない魅力を持ったもので、将棋のためにプレミアム会員になっているというファンも多かったのではないでしょうか。

人間vsコンピュータで話題となった電王戦から始まり、たびたび話題を提供してくれました。
今でこそ藤井聡太二冠のおかげで将棋ブームが来ていますが、その直前にネットで見て楽しむ「観る将」の土台があったこそ、これだけの盛り上がりを見せたと思うんですよね。

ニコニコ動画は投資の意味合いもあって赤字であっても済まされた時期はありましたが、今はそういうわけにもいきません。
事業縮小化の流れになるのは致し方がないことだったのでしょう。
実際に昨今は黒字化に成功しているらしいので、会社としては正しいことだったと言えます。

ただ将棋ファンとしては寂しい気持ちを抱いてしまうのは事実。
川上量生氏が退いてからニコニコ動画内における将棋の力の入れ具合が明らかに変化があったので覚悟はしていました。
Abemaとは異なる距離間で行われる解説が好きでした。


一番不安だった叡王戦そのものの消滅だけは避けてくれたので良かったです。
まさか引き継いでくれる企業が「不二家」だとは予想だにしていませんでしたけどね。
放送権利もAbemaにあるようなので、これまで通り対局を楽しむことができるのも有り難い。
若干ルールは変わったものの特色のある段位別で行う予選は継続していますし、これからも叡王戦を楽しんでいきたいと思います。

テーマ: 将棋

ジャンル: ゲーム

タグ: 将棋 

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