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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『月刊少女野崎くん』12巻 感想 



月刊少女野崎くん」12巻の感想です。

刊行ペース的に年に1回の楽しみで、今回も電子書籍は1ヵ月遅れで販売開始されました。

やっぱり面白い。
ラブコメというよりも恋愛ネタ満載のコメディ作品といった方が正しい本作。
安定したクオリティで毎度つい吹き出してしまうほどの笑いが随所に見られます。

登場人物達が恋愛感情を自覚しているシーンは少なく、だからこそ単行本1冊辺りに1,2回程度しかないキュンとくる要素が不意打ちのようにやってくるから、これはこれで良い。
本当に少しずつではありますが、当人達の意識が変化して向き合う流れとなっています。
しかしながら、ここまで徹底的にシリアスを省いてきているので、今更真面目に恋愛展開されても違和感が生まれると思うんですよね。
それぞれ夫婦漫才のように年季が入っていて、ここからカップル成立させるのは作者は苦労するのではないでしょうか。
まぁ、ぶっちゃけ無理にくっつけなくても魅力が落ちるわけでもないですし、これからもずっと仲良くしていくんだろうなと容易に想像がつくので、下手にシリアス展開にはしなくていいと思います。

表紙は鹿島姉妹。
個人的に女の子で一番可愛いと思うのは妹・鹿島麗ですね。
鹿島遊や瀬尾はキャラが立ってて魅力的なのは間違いないですが、相手をするのは絶対面倒臭い。
千代ちゃんの場合は、野崎に恋する姿が飼い主に懐くペットのようなもので、可愛いというか微笑ましい。
そう考えると、麗はようやく登場したまともな女の子キャラなのではないでしょうか。
少女漫画に夢見て暴走するぐらい、癖の強いキャラばかりの本作ではただの魅力ポイントでしかないですね。

ああ、都さんもノーマルですね。
いや、あの熊の洗脳されっぷりはアブノーマルか……?

最後の収録された118号の作品内漫画「クール系目指している鈍くせぇ女とそれを観察する男の話」は凄く読みたい。
ガチで読み切り一本描いてくれないかなー。
野崎が千代ちゃんに対して意識しそうな描写がありましたけど、絶対すんなりいかないでしょうね。

いつかアニメ第二期来て欲しいものです。

テーマ: 月刊少女野崎くん

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 月刊少女野崎くん  月刊少女野崎くん(巻感想)  椿いづみ 

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