明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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BLACK BLOOD BROTHERS 8-ブラック・ブラッド・ブラザーズ 宣戦恋歌- 

BLACK BLOOD BROTHERS 8 (8) (富士見ファンタジア文庫 96-13)BLACK BLOOD BROTHERS 8 (8) (富士見ファンタジア文庫 96-13)
(2007/10)
あざの 耕平

商品詳細を見る

【評価……A-
舞台 ★★★★★★★★★
 … 9
物語 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★★★
 … 9
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
オススメ度 ★★★★★★★★
 … 9
期待感 ★★★★★★★★
 … 9

「……いいんだね?」
そう尋ねる神父に、ミミコは頷いた。
「新生『カンパニー』の代表。あたしでよければ、お引き受けします」
吸血鬼と協力し、人間たちを避難させる少女の姿――崩壊する特区から全世界へ流されたこの映像が、ミミコの運命を変えた。世界中で注目される存在となった彼女は、二つの種族の共存の象徴として『カンパニー』代表になって欲しいという、尾根崎たちの依頼を受ける。
特区を奪還し、コタロウを――そしてジローを迎えに行くために、自分にできることは全てやろうと決意するミミコ。そんな時、突然現れた豪王・フォワードが、彼女にある提案をするのだが……!?
新感覚吸血鬼サーガ、新たなる運命が脈動する第8弾!

<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>

第3部開始!
壮絶な展開の中でまだ弱弱しかった希望の光が、徐々に収束していくBBB第8巻です。

第2部最終巻である7巻では、かなりの伏線を放出してしまったので、今回は張り直しの回ですね。
第1部も第2部も、ほとんどずっと特区を舞台にして繰り広げられていた物語に対して、第3部はワールドワイドになってます。
初期から設定が細かいなと思っていましたが、この期に及んで風呂敷を広げてくるとは、あっぱれです。

あれだけ前回派手にやったので、落差が激しいかなと思われましたが、なんのその。
まだ動き始めたばかりだというのに、wktkが止まりません。

新旧キャラが入り乱れ、さらに物語が複雑に絡みあっています。
終盤の場面転換は、読んでいて心踊らされました。
著者の文章力を改めて見せつけられましたね。

今巻の主役と言ってもいいミミコは、浮き沈みが激しい娘ですね。
確かに、今回のミミコにかかる重圧は計り知れないものがあります。
まだ18の少女だし、現実逃避したくなるのも当然だと思うんだけど、ちょっと悩み過ぎだったかな。
悲劇を重ね続け、その度に一回り大きくなってきたと思っていたので、今更そこで迷って欲しくなかったなぁ、と。

覚醒したミミコは誰にも止められない程の活躍を見せるけど、立ち止まることが頻繁にあるところが人間味溢れすぎてて、他の超人的なキャラ達と比べて荒削りな印象を受けます。
そこがミミコの魅力なんだろうなー。
ポテンシャルは、BBB登場キャラほぼ全てが一目買っているほどあるんだから、自分自身が報われるためにもミミコには是非頑張って欲しいですね。

そんなミミコをいい方向に導いてくれそうな、とある新キャラクターが素敵でした。
人間と吸血鬼の違いから、人間の素晴らしさをミミコと共に自分も教えられました。
しかも、ここで持ってくる伏線が実に巧いこと。
今回の一番感心されられたところでもありました。

その他にもミミコを支える人物たちの躍動が光ります。
特に尾根崎会長は、ミミコにとっての陣内の代わりを果たそうと必死になっているところが伝わってきます。
やっぱり彼は、生き残らないといけない人物だったと、張の判断に同感しました。

今まで以上にキャラクターが多くなっていますが、毎度のことながら混乱させられることは一切ありませんでした。
一つ難点を挙げるとすると、語ろうとすると即ネタバレに繋がるキャラが多すぎて困ることでしょうかw

既存キャラで動向が気になるのは、ケインとサユカかな。
ゼルマン様大好きだからというわけじゃなく、サユカのエピソードは良かったです。
サユカの人格変わってるし、まさかこの場面で笑わせてくれるとは思いもしなかったけどw

蒔きまくった種が徐々に芽を出していく様が見どころです。
きっと、第3部の終盤でこれらが華を咲かせてくれることでしょう。
今月発売の9巻が非常に待ち遠しいです。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  BLACK_BLOOD_BROTHERS  あざの耕平  草河遊也  評価A- 

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