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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『とらドラ!』6巻 感想 (電撃コミックス) 

とらドラ! (6) (電撃コミックス)とらドラ! (6) (電撃コミックス)
(2013/08/27)
絶叫

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漫画版「とらドラ!」第6巻を読了しました。
発売日に購入しておきながらずっと積みっぱなしだったのを、ようやく読んだところです。

今回は、第2巻以来の特装版が発売されました。
前回の特装版は、一時期プレミア価格まで付いたほどなので、今回は予約しておこうと思ったのですが、amazonは早々に予約を打ちきっちゃいました。
これはやってしまったかなと心配しましたけど、発売日に無事書店でGETできて一安心。
やはり現時点で取引価格が高騰しているので、ちゃんと入手できてよかったです。

内容は、原作第5巻の冒頭から終盤まで。
漫画一冊要しても小説一冊分に満たないくらいにじっくりと描いてくれています。
いつかそのうち省略されたり、展開が早くなったりするのではないかと思っていたのですがね。

さすがに原作やアニメを追いかけていた日から時間が経ち、内容を若干忘れつつあります。
もちろん大筋は覚えているのですが、細かいネタや台詞回しが原作通りなのか、漫画オリジナルなのかが判断つきませんね。
逆にいえば、それだけ自然に「とらドラ!」の世界を構築出来ている証拠でもあります。

キャラクターの表情の見せ方が相変わらず魅力的。
手慣れてきて少し雑なところも増えてきましたが、しかしそれは絵が崩れているわけではありません。
連載を続けるにあたって、上手く手を抜けるようになってきたという感じでしょうか。
ちょうどサブキャラが個性化されていくタイミングなので、良い頃合いでしたね。
和気あいあいなクラスメイト達の談笑は非常に楽しそうでした。
ただ、メインキャラ達は、物語的に怒りの表情多めになっていましたね。

それにしても、改めてこの文化祭エピソードは、少年少女達の不器用さが浮き出ていますね。
竜児も大河もみのりんも、せめてもう少し具体的に話し合っていれば、悲劇はなかったかもしれない。
相手のことを思いやりながらも、不安や保身、そして無責任な信用で、大事な人を傷つけ合う結果になってしまっています。

その中で唯一大人として成長したのが、あーみん。
竜児とも大河とも自然体に接することが出来ているのが微笑ましい。
これまでの彼女は気を張っていたので、飾らずに付き合える友人が貴重なんでしょうね。

「あたしは高須君と同じ道の上の 少し先を歩くことにしたの」

この台詞を笑顔で口に出せる亜美は素敵だなって思います。
淡い絵柄がマッチしていて、今回最も印象的なカットになりました。


小冊子付 特装版 とらドラ! (6) (電撃コミックス)小冊子付 特装版 とらドラ! (6) (電撃コミックス)
(2013/07/27)
絶叫

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■特装版

特装版は表紙の違いに加えて、130P超えとなる冊子が付いてきます。
冊子の表紙は、原作イラスト担当であるヤスさん。
元々絵柄が不安定な方ではありましたけど、若干描き方忘れているのではと感じました。
ヤスさんは更に四コマ漫画を約50Pほど描き上げています。
正直漫画として笑えることは少なかったのですが、ヤスさんの絵を堪能できたことは嬉しかったです。

他にも約20人のイラストレーターや漫画家による「とらドラ!」が楽しめるようになっています。
アンソロジーとしては、ぼちぼちの出来ではないでしょうか。
前回と異なり、ラノベ作家の二次創作がなかったのは少々残念かな。
また田中ロミオさんのように面白い作家さんを引っ張ってきてくれたら良かったのになー。

テーマ: とらドラ!

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: とらドラ!  とらドラ!(巻感想)  絶叫 

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