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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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銀の匙 Silver Spoon 第1話「エゾノーへ、ようこそ」 

週刊少年サンデーで連載中の「銀の匙」のアニメ第1話を視聴しました。

連載開始当初から人気沸騰し、メディアミックス化は時間の問題でした。
マンガ大賞などの輝かしい受賞を引っ提げて、満を持してのアニメ化というわけですね。

原作漫画は毎週読んでいます。
少年漫画らしくない厳しさやリアリティのある描写が売りです。
教育漫画的な要素もあるので、NHKで放送するのかなと思っていましたが、ノイタミア枠でしたか。
なるほど、内容的にはマッチしているように感じますね。

雑誌で読んで単行本は未読のため忘れてしまっていることも多いです。
ですので、第1話も結構新鮮に観ることが出来ました。
最初はキャラの多さに戸惑ったものですが、今となっては区別できますね。
アニメで初めて観た人は、しばらく覚えるのに苦労するかもしれません。

アニメの作りとしては、少々平坦だったかなという印象。
漫画がキャラの心情を濃く表現しているのに対し、アニメはあっさりとしていますね。
同じ料理なのに味付けの変化で、まるで別の食べ物だと感じるようなものです。

BGMが少なかったり、流れていても落ち着いた曲調であったりするのが薄味だと感じる原因の一つでしょうか。
ノイタミアらしいといえばらしいのですが、もっと劇的な音楽も聴いてみたいですね。
登場人物達のノリの良さといったら、羨ましくなるほどなので、楽しげな音楽も合うと思います。

作画は全くもって問題なし。
むしろ力入れまくりで、卵かけごはんがヤバかった。
これはご飯食べながら観ないとマズイかもしれない。

若干テンポが悪いというか、原作のテンポと違うなと感じました。
この辺りは原作者の腕が素晴らしいということなのかな。

声優さんは大体イメージ通りでした。
主人公の八軒だけは、もうちょっと明るい声を想像してたんですけどね。
木村良平さんの声は、どうしても「僕は友達が少ない」の小鷹を連想してしまいます。

先日亡くなられた声優の内海賢二さんは、本作が遺作となってしまいました。
差し替えることも可能だったと思いますが、そのまま放送してくれたことに感謝したいと思います。
担当された体育の教師は、同作者の「鋼の錬金術師」アームストロング少佐役を思い出すキャラクターで、ハマリ役だっただけに惜しいと思わざるを得ませんでした。

基本的には無難に作っているアニメでしたね。
これからも安定して楽しめるだろうなと思います。

それにしても、中学時代の友達に農業高校に行った子がいたけれど、こんな学生生活を送っていたのかなぁ。
……いや、さすがにないな。
やっぱり北海道は内地と比べてスケールが違い過ぎますね。

テーマ: 銀の匙 Silver Spoon

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 銀の匙  銀の匙(アニメ話感想)  2013年放送開始アニメ 

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