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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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GARNET CROW / THE ONE ~ALL SINGLES BEST~ 

本日、6月9日を持って「GARNET CROW」が解散しました。

解散のニュースから2ヶ月余り。
早くもこの日が来てしまいました。

ラストライブは盛況のうちに終わりを迎えたそうです。
結局一度もライブは行くことはありませんでした。
働き始める前に行くべきだったかもしれません。
おそらくガーネットクロウですら行くことがなかったら、今後ライブというものに行くことはないでしょう。
もっと早いうちにライブを経験していれば、人生が変わっていたかもしれませんね。

ライブには行けなかった代わりというわけでもないですが、ベストアルバムを購入しました。
THE ONE ~ALL SINGLES BEST~』の名の通り、シングル集です。
既にアルバムを持っている人にはあまり必要のないものなんですが、応援の意味も込めて買いました。

CDは3枚組。
シングルの発表した順に構成されており、順番に聴くとガーネットクロウの移り変わりを感じさせます。
歌声、演奏、曲調。
挑戦的なものから安定感のあるものへ。
ファンの中でもハマった時期によって、感じ方は変わるのでしょうね。
デビュー当時からファンとなった一人としては、やはり1枚目のCDがイイなと思います。

Mysterious Eyes』は、デビュー曲とは思えないクオリティ。
何度聴いても飽きのこないメロディに、いつしか虜とさせられました。
アニメ「名探偵コナン」のOP曲として流れた時、ガーネットクロウの名前を覚えました。

千以上の言葉を並べても...』の詩に泣いたことがあります。
言葉で伝えきれない想いに張り裂けそうになる失恋ソング。
今でもこの曲を聴くと、しんみりとしてしまいます。

夏の幻』は「名探偵コナン」ED曲として人気が出ましたね。
数ある楽曲の中でも、音階的に最も歌いやすい曲でした。
レンタルCDを借りて初めてフルで聴いた時、アニメとの違いに驚きましたね。

flying』 が「テイルズオブエターニア」のOP曲として採用された話をゲーム雑誌で読みました。
上記2作品と合わせて3ヶ月連続リリースしたとあって、インパクト絶大でしたね。
この時点で、アルバムが出たら買うと決めました。

Last love song』を初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。
たまたま合わせたテレビでやっていた「ビートたけしのTVタックル」のED曲だったんですよね。
あの番組のスタッフロールはかなり短く、なおかつコメンテーターの声とも被ります。
それでも聴き覚えのある歌声、そして物凄く好みなメロディラインに誘われました。
レンタルが始まる前は、EDだけをビデオ録画してまで聴いていましたね。
歌詞が自分に投影できる部分があまりにも多くて、鳥肌が立ちました。

call my name』は、アニメ「PROJECT ARMS」ED曲として聴いたのが初めて。
こちらもTV.verとフルでは大きく異なり、 元から好きだった曲が更に好きになりました。
名前を呼んでくれることが何よりも心に響くという想いに共感を覚えずにはいられません。

そして、『夢みたあとで』。
言わずと知れたガーネットクロウ史上最大のヒット曲。
オリコン上位に入り、これを機に初となるテレビ出演もすることになりましたね。
「名探偵コナン」ED曲で流れた時、明らかに過去の曲とは違う質を肌で感じました。
映像の良さもあって、絶対に売れると思った人は、自分だけではないでしょう。

DISC2以降にも良曲は収録されています。
個人的に好きな曲がDISC1に集中しているだけですね。
以前にも書いた通り、生まれて初めて購入したCDがガーネットクロウの1stアルバム『first soundscope ~水のない晴れた海へ~』だったこともあり、何度も繰り返し聴いたことで刷り込まれたのだと思われます。
ガーネットクロウのアルバムは何枚か所有していますが、1stこそ処女作にして最高のアルバムですね。

他にも素晴らしい曲は沢山あって、一つ一つ上げていたらキリがないくらい。
シングル集なので収録はしていませんが、アルバム曲やカップリング曲もヤミツキになるものばかりです。

Holy ground』は、ガーネットクロウを語る上で外せません。
2ndアルバム『SPARKLE ~筋書き通りのスカイブルー~』の締め括りとして相応しい楽曲でしたね。
哀しみと慈しみと愛しさが情感たっぷりに紡がれる曲は、ガーネットクロウの真骨頂だと思います。

永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら』は、一風変わった異国を感じさせるアップテンポが愉快。
緩やかなのに確かな歩みと速さを感じさせる曲でした。
3rdアルバム『Crystallize ~君という光~』の中でもお気に入りの一曲です。

blue bird』は、カップリング曲の中でも随一だと思います。
語りかけるように投げ掛けてくる言葉が、身体中に沈み込んでくるかのような曲。
この曲に限らないですが、切ない詩に対して温かくなるサウンドを組み合わせるのが魅力的ですね。

とりあえず10曲例に出してみましたが、個人的TOP10だとは断言できません。
それほどまでに良曲が揃っています。

『水のない晴れた海へ』『二人のロケット』『君の家に着くまでずっと走ってゆく』
『whonder land』『HAPPY DAYS?』『Rhytsm』『Naked Story』『スカイ・ブルー』
『未完成な音色』『廻り道』『Jewel Fish』『hi-speed スペシャル oneday』『Only Stay』
『スパイラル』『クリスタル・ゲージ』『君という光』『恋することしか出来ないみたいに』
『夕立の庭』『忘れ咲き』『晴れ時計』『今宵エデンの片隅で』...

うん、語り尽くせませんね。
TOP3は、『夏の幻』『千以上の言葉を並べても...』『Last love song』かな。
順序が前後することはあっても、この3曲がベストです。

本当に自分にとって特別すぎるバンドでした。
影響された要素は数え切れません。
だから、ガーネットクロウの13年の歴史は、自分にとっても大事な13年間の人生でもあります。

ガーネットクロウに出逢う前までは、CDを買うどころか積極的に音楽を聴くことすらありませんでした。
テレビで流れてくる音楽を自然と覚えたり、家族が聴いている曲を横で耳にする程度。
そんな自分が発売日に自転車を走らせて買いに行った想い出があります。
当然のようにCDプレイヤーなどないので、居間に置いてあったコンポをこっそり使っていました。
シングルCDをレンタルしていたときは、初代プレステで聴いていたこともあります。
多感な学生時代ということもあって、家族に聴かれたくなかったんですよね。
他人にとってはどうでもよくても、自分にとっては懐かしくて大切な想い出です。

夢中で聴きました。
夢中になれました。

中村由利さんの最後の挨拶通り、これからもガーネットクロウの曲を聴き続けます。
素晴らしい楽曲ありがとうございました。


THE ONE ~ALL SINGLES BEST~THE ONE ~ALL SINGLES BEST~
(2013/05/22)
GARNET CROW

商品詳細を見る

テーマ: GARNET CROW

ジャンル: 音楽

タグ: GARNET_CROW  THE_ONE 

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