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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『食戟のソーマ』2巻 感想 

食戟のソーマ 2 (ジャンプコミックス)食戟のソーマ 2 (ジャンプコミックス)
(2013/06/04)
附田 祐斗、佐伯 俊 他

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早速「食戟のソーマ」2巻も発売したので買ってきました。
切れ長の瞳が冷徹さを物語っている薙切えりなが目印の表紙となっています。

ページ数の多い1話や読み切りを収録していたため、1巻では5話しか収録されていませんでした。
それが2巻では6~14話の計9話分収録されているので、ボリュームアップしたような印象を受けますね。
内容的には、極星寮の入寮編、初の食戟・創真vs郁魅、合宿編スタートに分かれています。
ジャンプの最新話で、合宿編真っ最中だと考えると、一気に話が進みましたね。

単行本で読むと、極星寮の面々をじっくり見直すことが出来て良いですね。
登場人物が急に増えましたが、キャラ設定が明確なので、重要そうな人物はちゃんと引き立っています。
燻製が得意な伊武崎はおそらく相当な実力差でしょう。
負けじと己の分野で食材作りに励む吉野悠姫榊涼子の女子コンビは、紙面を華やかにしてくれます。
そして、寮内唯一の2年生である一色先輩は、度々裸体を晒す変態……というだけじゃなくて、何とえりなを上回る7番目の十傑メンバー。
あの創真が本気で人の料理に驚かされたのは、少なくとも作品内では初めてです。

食戟と十傑のルールが明かされ、今後の作品の方向性が決まってきました。
ジャンプ的によくある序列で競わせる方針は、やはりベタだけど燃えますね。
この設定を上手く扱えるか否かで、作品の成否が確定することでしょう。

食戟を分かりやすく表現したのが、vs水戸郁魅編でしたね。
創真にとっての初戦ということもあって、シンプルな構成となっていました。
今となっては、第1巻にあった読み切り編を練り直したモノだというのが分かります。
肉魅がリアクションを取る1ページだけは、正直くだらなさすぎで失笑に近い笑いとなっちゃいましたけど、基本的には面白いエピソードでした。

吉野&榊の真っ裸のリアクションも良いけれど、一番萌えたのは田所ちゃんの田舎風スタイル。
この娘の癒し効果は絶大やー。
時々方言が出てしまったり、慌てふためいたり、放心したりと反応が可愛いんですよね。
えりな様よりも断然田所ちゃん派です。

それにしても、キャラ絵だけではなく、料理が美味しそうに描けているところはポイント高いですね。
単行本では、合間にレシピを載せてくれているので、実際に作りたくなってきます。
今回一番美味しそうだったのは、創真が作った「鰆おにぎり茶漬け」かな。
あれは真似してみたくなりますね。

興味深いのが、料理はオノマトペを多用しているのに対し、リアクションは擬音を極力排除しているところ。
食べる時も「ほぐほぐ」とか「ほかほか」とか「とろ~り」とか、とにかく美味しく見せようとしています。
それに対し、食べた人の反応の一コマ目は擬音なし、台詞も内心の声が短く入ることがある程度。
これは相当画力がないとリアクションを表情や背景だけで描ききることは出来ません。
言葉に頼らず描けるというのは、素晴らしいことだなぁ。

次回は、例の21話が収録されるんでしょうね。
きっと表紙は田所ちゃんだし、今から期待が高まります。

テーマ: 食戟のソーマ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: 食戟のソーマ  食戟のソーマ(巻感想)  附田祐斗  佐伯俊 

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