となりの怪物くん アニメ総評
2013/03/02 Sat 23:48:02 [edit]
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【評価……B+】
作画 ★★★★★★★★☆☆ … 8 演出 ★★★★★★★☆☆☆ … 7 脚本 ★★★★★★★★☆☆ … 8 人物 ★★★★★★★★☆☆ … 8 音楽 ★★★★★★★★☆☆ … 8 声優 ★★★★★★★★☆☆ … 8 | ラブコメ クーデレ 構成 | ★★★★★★★★★☆ … 9 ★★★★★★★★☆☆ … 8 ★★★★★★★★☆☆ … 8 |
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 | 6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 | 11話 | 12話 | 13話 |
A- | A- | B+ | B+ | B | A- | B | B | B+ | B | B | A- | B+ |
【総評】
少女漫画原作の深夜アニメは、大抵ヒットしているような気がします。
逆ハーレムのような一部の層を局所的に狙った作品を除いての話ですが。
非常に質の良いラブコメでした。
毎週のように新たな展開が繰り広げられており、グイグイと引っ張り込まれましたね。
不自然な急接近を果たしたり、大事な設定などを素っ飛ばしたりせず、丁寧に描きつつ物語はスピーディーに進行しています。
導入に興味を持ってもらおうという意志が感じられ、かといって急ぎ過ぎないバランス加減が絶妙でした。
アニメの作り方が上手いんでしょうね。
もちろん原作も面白いんでしょうが、調理の仕方が素晴らしいと感じさせる出来栄えでした。
孤高の少女が、素行はよろしくないけど格好良くて優しい男に出会い、ラブる。
うん、典型的な少女漫画パターンですね。
男視点からすると、ハルの無鉄砲さはワイルドというよりも考えナシに見えてしまいます。
イケメンじゃなければ許されないんだろうなー。
まぁ、少年漫画のヒロインが可愛くなければ成立しないのと同じと言えば同じです。
個人的には、ヤマケンやササヤンの方が好感が持てる男でしたね。
ササヤンの立ち回りの良さから、リア充臭がプンプンと漂っていましたw
主人公の雫は、いわゆるクーデレですね。
普段の素っ気なくクールな態度からデレた時のギャップが凄まじい。
あぁ、可愛い女の子というのは、こういうことを言うのかと身に染みて感じました。
ハルとのくっ付いたり離れたりする駆け引きは、ニヤニヤせざるを得ません。
夏目の可愛さはあざとい。でも可愛い。
作品中、一番好きなキャラです。
友達想いで健気でお洒落な女の子……モテないわけがありませんね。
表情をコロコロと変化させるけど、やっぱり笑顔が一番です。
彼女がだらしなく顔を綻ばせている平和なシーンが、たまらなく好きでした。
寂しい冬休みを過ごしていた夏目が、雫とハルと一緒に年末年始を迎えられたことで幸せを噛みしめている場面は、こちらまで心が暖まりましたね。
恋愛展開としては、みっちゃんよりもササヤンとくっ付いて欲しいなぁ。
委員長こと大島さんも良キャラでしたが、如何せん雫とハルの火付け役となってしまっているのが切ない。
気の弱い彼女だから、あの二人の間に割って入るのも難しいですしね。
映像も音楽も声優さんも総じてレベルが高く、隙がありません。
キャラクターにあった演技で、浮いている人は一人もいませんでした。
作画の使い分けが秀逸。
シリアスパートの本気絵の可愛さと、コメディパートの崩れた表情の可愛さを両立させています。
絵を観ているだけでも楽しいと思わせてくれるだけの魅力がありました。
男女ともに赤面するキャラが可愛かったです。
後半若干テンポがスローとなってしまったところ以外は、全話通して楽しむことが出来ました。
まだまだ恋模様は変化しそうなのに終わってしまったのが残念。
是非とも第二期をやってもらいたいですね。
テーマ: となりの怪物くん
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: アニメ総評 となりの怪物くん
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この記事に対するコメント
花澤さんと大島の相性が抜群によかったです。これぞ花澤さんの真骨頂だと思いました。
戸松遥さんも堪能させてもらいました。 子安武人さんとは、SAOでなぶられたりしながら、同時期に親子として絡んでいたので、不思議な気がしました。
後半のスローテンポは物足りなかったです。 けど初日の出のシーンとかはよかったです。
戸松遥さんも堪能させてもらいました。 子安武人さんとは、SAOでなぶられたりしながら、同時期に親子として絡んでいたので、不思議な気がしました。
後半のスローテンポは物足りなかったです。 けど初日の出のシーンとかはよかったです。
URL | 紫電 #-
2013/03/03 05:57 * 編集 *
>紫電さん
声優さんはどのキャラもマッチしていましたね。
子安さんの情けないお父さんキャラは、確かに他作品と比較して笑えました。
どうやら原作では、アニメ最終回直後辺りから話が動き出すそうですから、是非ともアニメで続きを観てみたいですね。
声優さんはどのキャラもマッチしていましたね。
子安さんの情けないお父さんキャラは、確かに他作品と比較して笑えました。
どうやら原作では、アニメ最終回直後辺りから話が動き出すそうですから、是非ともアニメで続きを観てみたいですね。
URL | 秋空翔 #3huMpp/w
2013/03/04 22:22 * 編集 *
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