明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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「想い出にかわる君 ~Memories Off~」発売から10年 

想い出にかわる君 ~Memories Off~想い出にかわる君 ~Memories Off~
(2002/11/28)
PlayStation2

商品詳細を見る

想い出にかわる君 ~Memories Off」が発売されたのが2002年11月28日。
あれからもう10年。
文字通り想い出となったゲームを今更語りたいと思います。

ちょうど1年前、この時期に9年振りの再プレイをしました。
その時にある程度まとめておいたのですが、公開する機会を逃して眠ったままだったので、引っ張り出してきました。

全ての始まりであり、自分にとっては青春のバイブルといっても過言ではない「Memories Off」。
その流れを汲んで発売され、今でもシリーズ最高峰として名高い「Memories Off 2nd」。
そんな人気シリーズ第3作目として発表されたのが「想い出にかわる君 ~Memories Off」でした。

当時、真っ先に発表されたのが『電撃G'z magazine』でしたね。
あの頃は、メモオフの情報が載っている月は購読していて、今でも本棚に保管してあります。
ナローバンドの時代ですから、公式HPでの発表なんて大したものはなかったですね。
公式BBSの仕様が大きく変わり、KIDとメモオフが衰退していくキッカケにもなりました。

雑誌で見た第一印象は「好みから外れているなぁ……」という感想でした。
まず何よりも痛手だったのが、1st、2ndでキャラデザ担当だったささきむつみさんが不参加だったこと。
結局どういう理由で変更になったのかは、今でも明かされないままですね。
タイトルを3rdではなく、シリーズタイトルをサブに回した辺りに、番外的な位置付けとしておこうという意図が見え隠れしています。
4作目「Memories Off ~それから~」が発表された『電撃G'z magazine』で、市川プロデューサーが「内容的に冒険したため」とインタビューに答えていますが、何故3rdや4thとしなかったのかは語っていないんですよね。
もしかして、ささきむつみさんが復帰するときに、3rdを発売するのではないかとよく噂されたものです。
ま、その後5が普通に発売されたんですけどね。

1st至上主義の自分が、唯一明確に2ndが勝っていると思っていた点が、ヒロインの髪色です。
奇抜な髪色よりも黒をベースとしたリアルっぽい色合いが、物凄く好みでした。
そのため、想君のヒロイン勢の髪色が、またも現実的ではない色になってしまったのはショックでしたね。

それでもプレイ開始前の段階では、何だかんだでそれなりに期待はしていました。
不安に思うところがあっても、実際にプレイしたら楽しめるだろう、と。
その結果は……まぁ、微妙でしたね。

評価が割れた……というよりかは、辛口批評が散見されたという印象でした。
実際、好み云々を置いといて、至らない点が幾つか見られたのは事実。
メモオフらしくテーマは明確なのですが、残念ながらテキストに反映されていないんですよね。
舞台の「cubic cafe」という名称からも窺える多角性を狙った構成は興味深い。
ヒロインを2人1組でセットで用意し、三角関係で視点や環境、情報の違いにより見え方が変わる点をプッシュしたのは面白い試みだったと思います。
しかしながら、高校生から大学生へと登場人物の年齢層を上げたにも関わらず、精神年齢が低下しているために、掘り下げが甘くなってしまったのは失敗でしたね。
結局、物語の主人公であるショーゴが人間的に成長したとは感じられずに終わってしまいました。
これをリアリティのある人間臭さだと言うには、無理があるんじゃないかなぁと思います。

キャラ別にシナリオ担当が存在した過去作品と異なり、緑犬ふう氏が一人で担ったことで、良くも悪くも雰囲気が統一されているのも特徴の一つですね。
おかげで、合う合わないが一層顕著となったのだと思われます。
台詞回しなどのセンスが壊滅的で、ショーゴの発言にイライラさせられることが多かったです。
小夜美や静流など既存キャラを面白可笑しく崩壊させたのは、やっぱり納得がいかないなと思いました。

初プレイ時に抱いた微妙という感想は、今なら異なる受け取り方が出来るかもしれない。
そう思って再プレイをしましたが……いやはや、思い出補正って怖いね。
思っていた以上に面白くないなと思いました。

メモオフだからこそ許せず、メモオフだからこそプレイしてそこそこ楽しめたんでしょうね。
例えば、これがメモオフでなければ、もっと酷評していたんだろうなと思わずにはいられませんでした。
衝撃的な展開などに引っ張られたおかげで楽しめた部分が大きかったのかもしれません。
いくら9年振りとはいえ、完全に忘れてしまったわけではなく、それなりに道筋は覚えているので、イマイチ熱中することが出来ませんでした。
逆にいえば、初プレイ時は文句を言いつつも楽しんでいたということなんでしょうね。

タイトルの「かわる」が平仮名であるところは、心憎いギミックでしたね。
メッセージ性の強い作風で、企画段階では上手く設計出来ていたのではないでしょうか。

ひとまず今回はこの辺りまで。
各キャラや声優さん、ネタバレ込みのシナリオについては、また機会があれば語りたいなと思います。

テーマ: メモリーズオフ

ジャンル: ゲーム

タグ: メモリーズオフ  想い出にかわる君 

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この記事に対するコメント

 想君は本当に冒険的な作品でした。ヒロイン7人の立ち絵を並べただけで、ちょっと変わった作品だということが一目瞭然です。人気が出るかどうかが分からない要素を、思い切ってふんだんに取り入れていると思います。 売れるかどうかには目をつぶって、商業作品にはもっといろいろと冒険してほしいものだと思っています。

 結果的に充分な人気を博することはできませんでしたが、緑犬ふうさんが一人で、キャラクターの原案を出し、あの膨大な量のテキストを書き上げたこと自体は評価したいと思います。別々のライターさんがシナリオごとに書くよりも、一人で全部書ききった時の方が、上手くいった時に大当たりしそうです。

 2ndの黒髪ヒロインたちは、夏の夜という情景によく合ってたなあ、と思います。

 「かわる」については、今までは「変わる」以外の意味で考えたことがありませんでした。そこに別の漢字を入れると、ぼかされている肝心な部分がずいぶんと変わってきますね。

URL | 紫電 #-

2012/12/01 00:25 * 編集 *

>紫電さん
挑戦する心は買いますが、それで倒産してしまっては元も子もないと思います。
まぁ、想君がどこまで影響あったかは分かりませんけど、2ndを頂点として売り上げが下降を辿っていたのは事実ですし。
それに、個人的な希望としては、冒険するのであれば、別作品にして欲しかったな、と。
おかげ様で、それ以降のメモオフの方向性に疑問を抱いてしまいました。

確かに理想は一人のライターで書ききることですね。
実際、2ndはともかく1stはシナリオでキャラや設定の整合性が取れてないところもありましたから。
逆に複数のシナリオライターが関わることで、少なくとも1つはお気に入りのシナリオが見つけられる可能性もありますので、それはそれで悪くはないのかもしれません。

「かわる」が平仮名なのは、意図的でしょうね。
変化なのか、代替なのか。
狙いは的外れではなかったので、惜しい作品だったなと思います。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2012/12/04 03:31 * 編集 *

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