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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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このライトノベルがすごい!2013を買ってきた 

このライトノベルがすごい!2013」を購入しました。
近年、この本が有名になったことでフラゲのネタバレ報告が増えましたね。
ネットを絶ってなければ、買う前に結果の一部を知ってしまいますよ、これは。

さて、ランキングバレの記事となるため、いつも通り折り畳みます。
以下、感想です。

順位作品名レーベル
1ソードアート・オンライン電撃文庫
2とある魔術の禁書目録電撃文庫
3六花の勇者集英社スーパーダッシュ文庫
4バカとテストと召喚獣ファミ通文庫
5俺の妹がこんなに可愛いわけがない電撃文庫
6やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。ガガガ文庫
7デュラララ!!電撃文庫
8「東雲侑子」シリーズファミ通文庫
9サクラダリセット角川スニーカー文庫
10GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン電撃文庫
11アクセル・ワールド電撃文庫
12魔法科高校の劣等生電撃文庫
13ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン電撃文庫
14ベン・トー集英社スーパーダッシュ文庫
15「ココロコネクト」シリーズファミ通
16ノーゲーム・ノーライフMF文庫J
17僕は友達が少ないMF文庫J
18キノの旅 ―the Beautiful World―電撃文庫
19「生徒会の一存」シリーズ富士見ファンタジア文庫
20のうりんGA文庫

このラノ初となる連覇を達成したのは「ソードアート・オンライン」でした。
まぁ、昨今の人気っぷりからする妥当でしょうね。
作品、男性キャラ、イラストレーターでトップに輝き、見事三冠王。
女性キャラ部門こそ1位を美琴の4連覇に譲ったものの、他は全てSAO関連が占めました。

2位もこれまた人気が衰えない「とある魔術の禁書目録」。
男性キャラ部門で2,3位、女性キャラ部門で1位、イラストレーターは3位と輝かしい結果に。
SAO同様、しばらくは人気継続するでしょうね。

3位は注目株である「六花の勇者」。
「戦う司書」シリーズの山形石雄氏が描く作品で、web上では以前から高評価でした。
後述しますが、協力者による強烈なプッシュがあったようです。

バカとテストと召喚獣」が4位につけたのは、タイミングの良さが最大の要因でしょうね。
10巻は酷評も絶えなかったのですが、短編集の10.5巻は普通に面白かったですからね。
ちょうど投票期間中に発売されたことで、票数が伸びたんだと思います。

5位につけた「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」も9月に最新刊が発売されました。
やはりこの投票方式ですと、直前に新刊が発売された作品が強くなるのは致し方のないことかと。
桐乃を抑えて、きっちり黒猫が女性キャラ6位に入賞しているのは、さすがです。

6位は、アニメ化も決定している「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」。
これぞ旬な作品と言えるもので、しばらく前から人気を博し、これから更に伸びることが期待されます。
随分前に1巻を購入して積んでいるので、早く読もうかと思います。

7位「デュラララ!!」と10位「GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン」は、正直意外でした。
このランキングでは、あまりアニメ化が影響しないのが通例とはいえ、アニメ第1期が終わってから時間が経ったというのに、ここでランクインするとは予想外です。

8位は読もうと考えつつもまだ未購入だった「東雲侑子は短編小説をあいしている」。
作風は絶対好みだろうなと予感しているので、あとは文章さえ気に入れば好きになりそうです。

個人的に投票した作品の中で最も評価が高かったのが、9位「サクラダリセット」でした。
きっと綺麗に完結したことが、投票に繋がったんでしょうね。
好きな作品ですけど、10位以内に入るのは難しいかなと思っていただけに嬉しいですね。

14位「ベン・トー」15位「ココロコネクト」と自分の1,2位は、仲良く並んでゴールイン。
空ろの箱と零のマリア」「はたらく魔王さま!」は60位以内に入れず圏外でした。

コメントは3件採用されていました。
こんなに多いのは久々ですね。

▼ 今年も協力者層の票が色濃く反映されるシステム

昨年物議を醸したポイント制は、多少の調整はあったものの、今回も採用されました。
このおかげでというべきか、このせいというべきか。
ただの人気ランキングにならず、カオスな結果になっています。
3位「六花の勇者」8位「東雲侑子シリーズ」9位「サクラダリセット」13位「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」16位「ノーゲーム・ノーライフ」の辺りは、協力者による投票で上位に入り込みました。

これまた賛否両論ですが、昨年よりは落ち着いているような印象を受けます。
それはやはり評価されたのが、納得できるクオリティを誇っているからなんでしょうね。
前回ピックアップされた作品も悪いわけじゃないんですが、何と言うか好みが強すぎたんですよね。

しかし、このランキング、果たして意味があるんでしょうか。
人気作品を並べたいのか、今まさに旬を迎えている作品を評価したいのか、はたまた今後に期待出来そうな作品を選出したいのか。
WEB投票、モニター投票、協力者投票で色が違い過ぎていて、それぞれのランキングに興味はあっても、合算する必要性はあるのかなーという気がしてきました。

投票といえば、コメントが上位しか掲載されないのも問題だと思います。
せっかく書いたコメントが紙面に載って欲しいから、ランキング上位に入る作品に投票しようと考える人は、きっと一定数いたでしょう。
また60位以内に入らなければ意味がないとして、有名どころから選択する人もいるはず。
この企画が始まった当初と異なり、参加人数も増えたんですから、紹介数も増やすべきだと思いますね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: このライトノベルがすごい! 

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この記事に対するコメント

支持する層の住み分け

 念のため、20位以下の作品の順位に関してもネタバレして書かせてもらうことを伝えておきます。 本自体は今日注文したので、届いたら改めてじっくり見ます。



 9位『サクラダリセット』おめでとう。僕の票もこの中に入っているんだと思うと感慨深いです。 『ベン・トー』、『ココロコネクト』も仲良くトップ20圏内ですね。 『アクセル・ワールド』11位にも拍手を送りたいと思います。

 SAO、禁書、バカテス、俺妹、ホライゾン、AW、はがない、生徒会、など、アニメや噂などを通じて全く知らないわけじゃない作品が名を連ねているので安心感を抱きます。 劣等生は僕が予想したほどには奮っていませんね。まあ12位なら、新興勢力としては充分でしょうけど。 はがない17位は、アニメに足を引っ張られたんじゃないかと言われていますね。 

 昨年15位だったのが今年は6位に浮上した『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』。堂々たる評価に、これを期に読んでみようと思います。
 昨年24位から今年は20位に上がった『のうりん』も、ちょっとは気になっていたので読んでみます。
 『東雲侑子は短編小説をあいしている』は、秋空翔さんが感想記事を書かれた時に面白そうだったら検討してみます。

 協力者票の強い後押しによって昨年上位にランクインした作品の多くが、今年はランク外になっていることに安堵します。
 WEB投票とモニター投票と協力者投票のランキングをそれぞれ分ける案には賛成です。
 本の内容の充実にも、もっと気を配ってほしいですね。 僕個人の希望で言うなら、1位から60位まで、掲載スペースを60等分するくらいでいいです。 売れている作品のことはみんな知っているんですから、掘り出し物に力を入れてほしいところです。


 その他の作品にも目を向けていきます。

 気のせいでなければ、『キノの旅』は人気がすごく長続きしているなあ、と思いました。

 野村美月さんの名前をトップ20圏内に見ないのは残念だと思ったら、22位だったみたいですね。

 『人類は衰退しました』の25位は、「品質は保証するから、読みたければ読めば?」と僕に語りかけています。

 『なれる! SE』が30位なのもひそかに嬉しいところです。

 『楽聖少女』が、ちゃっかり42位なのはすごいですね。どの作品を書いてもある程度評価されているんだなあ、と思います。

 『東京レイヴンズ』は48位。60位以内に入っているだけでよしとしないといけませんね。いずれはもっと上を狙える予感はあります。

 昨年17位から一気に52位まで転落したらしい『変態王子と笑わない猫』。一体何があったのでしょうか?

 54位の『ゴールデンタイム』は、火が付く瞬間を静かに待っている段階のように感じました。

 近年はMF文庫Jが勢いづいてきた観がありましたが、今年は電撃文庫が盛り返してきたかも、と受け取れるランキングでした。幅広いジャンルでランキング入りしていますね。

 女性キャラ部門では、いなばんが3位で星奈が5位でしたね。 6位の黒猫は、黒猫のイラストじゃないところに激しくツッコミました。そこまでして表紙イラストにこだわることもないでしょうに。 御坂美琴は今年はアニメに出てないはずなのに、根強い人気を誇っていますね。しかも、来年は超電磁砲の2期が来るみたいですから5連覇も見えてきます。

 京アニがすごく魅力的に描いている『中二病でも恋がしたい』とかはランク入りしていないんですね。その影響が反映されるのは来年以降でしょうか。
 その他にも、今年アニメ化されたけれどもランク入りしてない作品は結構ありますね。パパ聞きやさくら荘あたりは、ランク入りしているだけマシというところでしょうか。
 あとはまあ、長くて痛いタイトルの作品がランク入りしてなくてよかったです。変なタイトルだからついつい目についてしまっただけだという自分への言い訳が成立します。


 今年はSAOが上位を席巻しました。 時代がそういう流れだと、あまのじゃくとして、また違った風味のお菓子が食べたくなる気持ちで言えば、超常現象の起きない世界の中で、高校生たちの心情の妙で魅せてくれる作品が、来年は天下をとらないかなあ、なんて期待をしてしまいますね。

URL | 紫電 #-

2012/11/22 00:43 * 編集 *

>紫電さん
注目度は高いと思われるのに協力者層が入らなかった作品は伸び悩みましたね。
同じweb小説発でもSAOと劣等生で差が出た要因の一つはそこだと思います。
「アクセル・ワールド」「デュラララ!!」「ココロコネクト」などは一切協力者層の票が入らなかった割に高順位だったので、異なるアンケート形式であれば更に上位に食い込んだのでしょうね。

「のうりん」は、最近のラノベという題で取り上げられることの多い作品で、些か風評被害が入っているのではないかなと思っています。
まぁ読んだことはないので事実なのかもしれませんが、元々実績のある作者さんですから、きっと一発ネタだけでは終わらない面白さが詰まっているのでしょう。

昨年の協力者プッシュ作品がランク外になっているのは、問題ありだと思うんですよね。
なぜなら先見性のある協力者が推している作品のはずなので、評価が上がっていないとおかしいはず。
それなのに、ブレイクせず萎んでしまっていては、外れたということに他なりません。
もちろん、シリーズ物はナマモノですから、巻で評価がガラリと変わることもあるのですが。

女性キャラ1,2位は当然の結果でしたが、3位の稲葉が4位にダブルスコアで勝利するのは予想外でした。
その4位に黒雪姫が入るのも驚きですね。
女性キャラTOP10が6作品からの選出ってところに、偏りを感じます。
人気以上に知名度のハードルが高いのかなと考えさせられますね。

代わり映えのしないランキングだと業界が停滞している証でもあるので、新星が出てきてくれることを願わずにはいられませんね。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2012/11/24 01:56 * 編集 *

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