恋と選挙とチョコレート アニメ総評
2012/11/08 Thu 23:59:23 [edit]
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【評価……C+】
作画 ★★★★★★★☆☆☆ … 7 演出 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5 脚本 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6 人物 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6 音楽 ★★★★★★★☆☆☆ … 7 声優 ★★★★★★★☆☆☆ … 7 | 設定 ラブコメ ミステリー | ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5 ★★★★★☆☆☆☆☆ … 5 |
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 | 6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 | 11話 | 12話 | |
B- | C+ | C+ | C | C+ | B- | C+ | B- | C | C | C | C |
【総評】
まさかここまでタイトル通りのアニメだったとは。
「恋」と「選挙」と「チョコレート」の重要ピースがバラバラのまま終わってしまいました。
強いて言えば、「恋」と「チョコレート」は関係があったのかもしれませんが……。
エロゲ原作のアニメらしく、主人公の男がサブヒロインも含めて多くの女の子に囲まれています。
全員から公然と惚れられたハーレムルートではなく、一応個別ルートっぽいエンド。
おそらく原作で攻略可能なヒロインのエピソードを踏まていたのだと思われますが、おかげで誰のルートに入るのか終盤まで分からない状態が続きました。
結局はメインヒロインっぽい幼馴染の千里で落ち着いちゃったのは少々残念だったかな。
個人的に好きなヒロインを順に並べると、皐月>衣更>美冬>>(越えられない壁)>>未散>千里。
しっかり者な性格の女の子が好きなので、上位3名は高得点となりました。
選挙を絡めるのであれば、皐月が最もヒロイン格として相応しかったのではないかなぁ。
表側のストーリーを担っていたのは、紛れもなく彼女だったと思います。
選挙の裏側で暗躍する話は、果たして必要だったんだろうか。
これが他のラブコメアニメとは一線を画するところで、本作品特有の雰囲気を形成していました。
しかしながら、マンモス校設定の突飛さを始めとして、シリアスになればなるほど、ねーよと突っ込みたくなる仕様は相性が悪かったような気がします。
試みは面白かったんですけどねー。
恋愛模様とまるで結びつかなかったのは、作品の統一感の無さを感じさせました。
ラブコメパートが予想外に少なかった。
せっかく可愛い女の子がいっぱいいるのに、萌えられる回が少なかったのは惜しい。
千里の病み方は、アニメという媒体ではウザいと感じるだけですねぇ。
あれはゲームや小説などの文章による補足があって、初めて深刻さを伝えられるものではないでしょうか。
途中から空気だった辰巳茂平治のマスクは、結局何だったんでしょう?
記者の子の性別も分からず仕舞いだし、プロペラをつけた後援会の男子も謎過ぎる。
いきなりSFになった未散のスキルも浮いていて、とにかく設定面が曖昧。
説明不足……というレベルではなく、元から作りが甘いのかなと思いました。
作画は安定していましたね。
原作絵を見たことがありますけど、さすがにあのタッチを表現するのは難しかったでしょうね。
そういえば、下着の露出はほぼなかったのかな?
安易に見せびらかせるよりも、着衣の方がエロくてイイと思います。
乳袋を強調した制服は、やりすぎですけどねw
緒方恵美さんの声を聞いたのは久々でしたけど、やはり素敵な声色ですね。
夢島のキャラは、緒方さんが演じて完成したんだと思います。
男を誘う男の声として、これ以上ない妖艶さでした。
一番良かったのは、予備選の辺りかな。
中盤は、ちゃんと選挙アニメをやっていました。
あれもこれもやろうと手を出し過ぎたことで、中途半端になってしまったのが勿体無いアニメでした。
テーマ: 恋と選挙とチョコレート
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: アニメ総評 恋と選挙とチョコレート
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