英智引退
2012/10/09 Tue 23:40:26 [edit]
本日を持ちまして、セパ両リーグの2012年ペナント全日程を消化しました。
これまで定期的に書いてきた野球記事でしたが、今年はこれが初となります。
どうもプロ野球熱が引いてしまったんですよねぇ……。
落合監督が退任されたショックは大きく、未だに引き摺っている状態です。
今年から指揮する高木監督の采配やコメントが気に入りません。
すぐに頭に血が上る短気な性分で、我慢しきれずに選手交代をさせたり、己の判断ミスを棚に上げて選手を罵倒するところは、どうにかならないのか。
的を射た内容であれば、まだ納得できなくはないんですが、感情的になってストレス発散させているようにしか見えません。
その言葉で、選手が発奮すると思っているんでしょうか。
選手は凄く頑張ったと思います。
本来であれば、貯金22だと首位と肉薄していてもおかしくないはずです。
他の球団が不甲斐なさすぎて巨人の独走を許す形となってしまいましたけどね。
確かに、阿部・坂本・長野の3割トリオは驚異的でしたけど、ドラゴンズは五分に戦えましたので、直接対決はゲーム差程の実力差を感じることはなかったです。
首脳陣が酷くて、投手は無茶のさせ過ぎで故障してしまった人が続出しました。
それでも田島とソーサという新戦力のおかげで、層の厚みが出たと思います。
山井に関しては、シーズン通して活躍できるとは思ってもみませんでしたね。
さて、今年は多くの大物選手が引退する運びとなりました。
本日引退試合を行った金本を始め、小久保、石井琢、城島、今岡、田口、高津……。
一時代を築いてきたスター達で、オールスターチームでも作れるのではないかという錚々たる面子です。
年齢からくる衰えであったり、怪我で満足なプレイが出来なくなったりと理由は様々。
しかし、その一方で引退するには早すぎる人もいます。
中日ドラゴンズ、英智外野手です。
最初その報道が流れた時、嘘だろう?という思いでした。
何故まだ動けるのに引退するのかと思ったら、どうやら事実上の戦力外通告だったようで……。
昨年の落合監督の退任騒動の時も思いましたが……中日馬鹿じゃないの!?
守備と肩と足で見せられる選手が、今の球界にどれだけいると思っているんだろうか。
ドラゴンズファンはもちろん、他球団ファンからも一目を置かれていて、プロ中のプロのプレイを見せてくれる人気選手なのに、大きな怪我でもないのに構想外って、首脳陣もフロントもアホすぎる。
身体の動きが全盛期ほどではなくなったのかもしれませんが、傍目からではさほど衰えを感じません。
恐らく現役続行していれば、手を挙げる球団は少なくなかったでしょう。
しかし、英智選手は未練を残しながらもコーチとして球団に残る道を選んでくれました。
相当悩んだと思われますが、最終的には中日ドラゴンズが好きだという気持ちが上回ったようです。
彼の残したコメントの随所に野球とドラゴンズへの想いが溢れんばかりに詰まっていました。
こんなに一つのチームに対して、熱意を注ぎ込んでくれるプレイヤーだからこそ、レギュラーになれずともファンが多数いる選手となったんだと思います。
数字だけ見ると貢献度は少ないかもしれません。
でも、決してイメージだけでもなければ大袈裟でもなく、英智がいたから勝てた試合というのは存在します。
大飛球をダイビングキャッチで掴みとり、決定的な点を強肩で防ぎ、時にはランナーをくぎ付けにする。
まさに守備職人とは彼のための言葉でした。
ヒットやホームランも惹きつけられるけれど、ファインプレーには更なる興奮を与えてくれます。
アライバと同じく、野球の見方を変えてくれたプレイヤーです。
守備がこんなにも魅力溢れるものだと知ったのは、彼のおかげです。
引退セレモニーに見せてくれた大遠投。
あれだけ投げられるのに勿体無いと思わざるを得ません。
どう見ても引退する選手の身体能力ではないですからね。
そのセレモニーでは、同じく構想外となった小笠原投手の引退試合も行われました。
先発でもリリーフでも使える投手で、数字以上の役割を果たしてくれました。
確かにここ数年ピリッとしませんでしたけど、まだ現役でやろうと思えば出来たと思います。
英智と小笠原は1998年のドラフトで同期なんですよね。
ちょうど野球を観始めた頃なので、凄く記憶が鮮明に残っています。
1998年のドラフトは、いわゆる松坂世代で多くのトッププレイヤーが選出された年でした。
松坂、上原、藤川、小林雅、二岡、新井貴、東出、金城などなど。
ドラゴンズも1位福留、2位岩瀬、3位小笠原、4位英智という数十年に一度の大成功の年でした。
入団直後から観ていた選手が引退する姿は、より一層寂しいものですね。
今年引退される皆様、お疲れ様でした。
興奮をありがとうございました。
まだCSと日本シリーズが残っています。
やる以上勝って欲しいので、応援しています。
これまで定期的に書いてきた野球記事でしたが、今年はこれが初となります。
どうもプロ野球熱が引いてしまったんですよねぇ……。
落合監督が退任されたショックは大きく、未だに引き摺っている状態です。
今年から指揮する高木監督の采配やコメントが気に入りません。
すぐに頭に血が上る短気な性分で、我慢しきれずに選手交代をさせたり、己の判断ミスを棚に上げて選手を罵倒するところは、どうにかならないのか。
的を射た内容であれば、まだ納得できなくはないんですが、感情的になってストレス発散させているようにしか見えません。
その言葉で、選手が発奮すると思っているんでしょうか。
選手は凄く頑張ったと思います。
本来であれば、貯金22だと首位と肉薄していてもおかしくないはずです。
他の球団が不甲斐なさすぎて巨人の独走を許す形となってしまいましたけどね。
確かに、阿部・坂本・長野の3割トリオは驚異的でしたけど、ドラゴンズは五分に戦えましたので、直接対決はゲーム差程の実力差を感じることはなかったです。
首脳陣が酷くて、投手は無茶のさせ過ぎで故障してしまった人が続出しました。
それでも田島とソーサという新戦力のおかげで、層の厚みが出たと思います。
山井に関しては、シーズン通して活躍できるとは思ってもみませんでしたね。
さて、今年は多くの大物選手が引退する運びとなりました。
本日引退試合を行った金本を始め、小久保、石井琢、城島、今岡、田口、高津……。
一時代を築いてきたスター達で、オールスターチームでも作れるのではないかという錚々たる面子です。
年齢からくる衰えであったり、怪我で満足なプレイが出来なくなったりと理由は様々。
しかし、その一方で引退するには早すぎる人もいます。
中日ドラゴンズ、英智外野手です。
最初その報道が流れた時、嘘だろう?という思いでした。
何故まだ動けるのに引退するのかと思ったら、どうやら事実上の戦力外通告だったようで……。
昨年の落合監督の退任騒動の時も思いましたが……中日馬鹿じゃないの!?
守備と肩と足で見せられる選手が、今の球界にどれだけいると思っているんだろうか。
ドラゴンズファンはもちろん、他球団ファンからも一目を置かれていて、プロ中のプロのプレイを見せてくれる人気選手なのに、大きな怪我でもないのに構想外って、首脳陣もフロントもアホすぎる。
身体の動きが全盛期ほどではなくなったのかもしれませんが、傍目からではさほど衰えを感じません。
恐らく現役続行していれば、手を挙げる球団は少なくなかったでしょう。
しかし、英智選手は未練を残しながらもコーチとして球団に残る道を選んでくれました。
相当悩んだと思われますが、最終的には中日ドラゴンズが好きだという気持ちが上回ったようです。
彼の残したコメントの随所に野球とドラゴンズへの想いが溢れんばかりに詰まっていました。
こんなに一つのチームに対して、熱意を注ぎ込んでくれるプレイヤーだからこそ、レギュラーになれずともファンが多数いる選手となったんだと思います。
数字だけ見ると貢献度は少ないかもしれません。
でも、決してイメージだけでもなければ大袈裟でもなく、英智がいたから勝てた試合というのは存在します。
大飛球をダイビングキャッチで掴みとり、決定的な点を強肩で防ぎ、時にはランナーをくぎ付けにする。
まさに守備職人とは彼のための言葉でした。
ヒットやホームランも惹きつけられるけれど、ファインプレーには更なる興奮を与えてくれます。
アライバと同じく、野球の見方を変えてくれたプレイヤーです。
守備がこんなにも魅力溢れるものだと知ったのは、彼のおかげです。
引退セレモニーに見せてくれた大遠投。
あれだけ投げられるのに勿体無いと思わざるを得ません。
どう見ても引退する選手の身体能力ではないですからね。
そのセレモニーでは、同じく構想外となった小笠原投手の引退試合も行われました。
先発でもリリーフでも使える投手で、数字以上の役割を果たしてくれました。
確かにここ数年ピリッとしませんでしたけど、まだ現役でやろうと思えば出来たと思います。
英智と小笠原は1998年のドラフトで同期なんですよね。
ちょうど野球を観始めた頃なので、凄く記憶が鮮明に残っています。
1998年のドラフトは、いわゆる松坂世代で多くのトッププレイヤーが選出された年でした。
松坂、上原、藤川、小林雅、二岡、新井貴、東出、金城などなど。
ドラゴンズも1位福留、2位岩瀬、3位小笠原、4位英智という数十年に一度の大成功の年でした。
入団直後から観ていた選手が引退する姿は、より一層寂しいものですね。
今年引退される皆様、お疲れ様でした。
興奮をありがとうございました。
まだCSと日本シリーズが残っています。
やる以上勝って欲しいので、応援しています。
テーマ: 中日ドラゴンズ
ジャンル: スポーツ
タグ: 中日ドラゴンズ
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