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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ココロコネクト 第10話「それを言葉にするということ」 

ココロコネクト10話

叫び出したくなるくらい恥ずかしがり、その後に吹っ切れたように泣き笑う稲葉ん。
この表情が見られることを、ずーっと待ち望んでいました。

ココロコネクト」第10話ネタバレ感想です。
5話構成のラストになる「キズランダム」編、最終回ですね。

アニメとしては面白かった。
原作ファンとしては、物足りなかった。

とにかく今回の話は、アニメ組の方々に原作で補間して欲しいと切実に思いましたね。
稲葉んの悩める乙女っぷり全開で、悶えまくりですよ!

まず、アニメならではの良かったところ。
やはり、声優さんの演技でしょうか。
みゆきちが泣き、笑い、叫ぶ声が稲葉の心情とシンクロして伝わってきました。
クールな稲葉姫子の装いが崩壊し、わんわんと泣きじゃくる姿は、彼女の限界の近さを物語っていましたね。

対照的に、伊織役の豊崎愛生さんは、怒鳴り声が可愛すぎたかなと感じました。
稲葉に責め立てるときは、もっと激しくキレかかった声を想像していただけに、迫力が足らなかったかな。
開幕の伊織の撫で声には噴き出しましたけどねw
あざとすぎる欲望解放で、甘え声が不自然すぎるのに、可愛いと思ってしまう。
原作では2,3行程度で片付けられている場面をピックアップするとは、良い意味で裏切ってくれました。

青木と唯は、元々出番が少ない回でしたけど、シーンそのものが大きく変わっていました。
基本的に太一視点で進む小説と、第三者視点となるアニメによる違いですね。
ちなみに、原作では青木が唯に耳打ちをした直後に二人して大笑いする場面を遠くから太一が眺めるというもの。
二人の距離感が縮まっているのが分かる結構好きなシーンでしたけど、まぁ仕方がないかな。

青木が言うように唯のエプロン姿は可愛かった。
出来れば、長い髪を後ろで束ねてくれると、なおのこと良かったのになーと思う。
そうすれば、新婚さん度が大幅アップしただろうにw

ギャグ的な可愛さで言えば、きゅうりを切りまくる稲葉んは真剣な顔で面白かった。
包丁を持って欲望解放起きるもんだから、恐いと思ったら何とまぁ平和的なことでw

アニメでは厳しかったところは、何と言ってもキャラの内面の掘り下げですね。
モノローグがオールカットだとキャラが浅く見えてしまいます。
これで視聴者に全てを汲んでくれというのは、さすがに苦しいかと。
丁寧過ぎるほどに細かく描写された稲葉と太一の内面が、アニメで触れられずに終わっているので、はっきりいってメッセージ性は半減どころか7割減ぐらいしていると思います。
少年少女の葛藤こそが売りなので、是非とも再現して欲しかったんだけどなー。

それにしても、稲葉んの魅力が遂に大爆発した回でした。
本人が言っていた通り、稲葉姫子の躍進はここからが本番ですよ。
稲葉の可愛さは、大胆不敵ながら相当な恥ずかしがり屋なギャップですね。
アクションを起こしておいて、真っ赤に照れるところが破壊力抜群。
普段の澄ました態度との落差が大きい分、なおさら素敵です。

さて、次回から「カコランダム」編ですね。
3話構成となるらしいのですが……大々的なカットが増えるのは間違いないでしょう。
脚本家の方々には頑張ってもらいたいな。
そして、おそらく変わるであろうEDにも期待したい。

テーマ: ココロコネクト

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ココロコネクト  ココロコネクト(アニメ話感想)  2012年放送開始アニメ 

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