ソードアート・オンライン 第1話「剣の世界」
2012/07/08 Sun 23:59:48 [edit]
アニメ化発表以来、ここまで持ち上げられたラノベは久しぶりじゃないでしょうか。
売り上げ、人気ともに業界トップレベルで、期待度も半端じゃなく高かったであろう作品です。
かくいう原作既読者の一人である自分もまた楽しみにしていました。
素晴らしく面白かったです。
不満点らしいものが見当たらず、本当に心から楽しめました。
初めて1巻を読んだ時のワクワク感を思い出しましたね。
この作品最大の魅力は、チート気味な主人公でもなければ、数多くのヒロイン勢でもありません。
ゲーム内の死がリアルの死に直結するシビアな世界と、それに伴う緊張感だと思うんです
ログアウトを封じられ、不安で胸がいっぱいになる中で、文字通り必死で生き抜くためにゲームを進行するプレイヤー達の行動が、物凄く良かった。
ラノベでは得られない視覚的な面白味も随所に感じられました。
やはり何と言ってもソードスキルは、絵で見てこそスピーディーに映えますね。
キリトとクラインの突撃系スキルが、シンプルながらに格好良く決まっていました。
いかにもゲームシステムっぽいエフェクトなども含めて、演出は見応えがありましたね。
あと、キリトのアバターは初めて見ることができました。
イケメンすぎて誰だお前って思いましたよw
きっと、キャラメイク頑張ったんだろうなぁー……無駄になったけど。
まぁ、ネカマよりはマシでしょうけどねw
広間に集まった女の子キャラが、軒並みリアル容姿に戻って男顔となったのは、生々し過ぎる。
でも実際、ネトゲの男女率なんてあんなもんでしょうしね。
いや、限定10000人だけのコアユーザーのみと考えれば、もっと男の割合が多くてもおかしくないぐらいかな。
声優さんの演技も安定していて、全く問題ありませんでした。
キリト役の松岡禎丞さん、クライン役の平田広明さん、茅場晶彦役の山寺宏一さん。
実力派を並べているだけあって、キャラとの融合具合が感嘆するほどに自然なものとなっていました。
気になるのは、ストーリー構成ですね。
おそらく1巻のエピソードを主軸として、肉付けしていくように短編集の話を詰め込んでいくんでしょう。
破綻しないようにお願いしたいところです。
原作が細かい部分で設定を蔑ろにしていたりするので、難しいかもしれませんが。
⇒ 原作「ソードアート・オンライン」 1巻感想
テーマ: ソードアート・オンライン
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: ソードアート・オンライン ソードアート・オンライン(アニメ話感想) 2012年放送開始アニメ
« アクセル・ワールド 第13話「Violation;侵入」
ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング »
コメントの投稿
この記事に対するコメント
もう鳥肌がびゅんびゅん立ちました!
BGMの方も作品と合っていますし、作りに雑なところが見られませんでした。
やっぱりストーリー構成が気になりますよね。
原作通り、結構進んだところから始まるのか、短編を入れつつ1から適度に進めて展開していくのか、2話以降がまた楽しみです。
モブも結構しゃべっていましたし、動揺するシーンなんか緊張感をそそられました。
秋空さんが心から楽しめた1話だ。
素晴らしい作品に仕上がってほしいですね!
URL | たかみち #I9hX1OkI
嫌な言い方をすれば、お金をかけてきたなーとw
BGMの壮大さは、デスゲームの始まりに相応しい盛り上がりでした。
妥協を許さず、質を追求した結果、最高に近い1話を作り上げることができたのではないかと思います。
きっと2クールで4巻を消化するのだと思いますが、1クール目の話の順番は大きく変化がありそうですね。
URL | 秋空翔 #3huMpp/w
トラックバック
ソードアート・オンラインですが、オンラインゲームの世界から出られなくなるアニメです。最初は暢気に楽しんでやっていますが、ピザを食べないといけないので一旦落ちるとか言っている場合でもありません。 凶暴なイノシシ風のモンスターも実はスライム程度だそうですが...
一言居士!スペードのAの放埓手記
2022年、仮想空間のオンラインゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」がスタート。 参加したキリトはゲームの中で衝撃の事実に直面。 「Fate/zero」に引き続き、梶浦由記さんが...
ピンポイントplus
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)(2009/04/10)川原 礫商品詳細を見る 原作8巻まで概読済み。(感想書いてないだけ) 視聴しました。 すごく面白いです! 素晴らしい仕上が...
ゆらゆら気ままに
ソードアート・オンライン 第1話 剣の世界 ~ 2022年、とある大手電子機器メーカーが「ナーヴギア」という仮想空間への接続機器を開発したことで、世界は遂に完全なるバーチャルリアリティを実現...
動画共有アニメニュース
2022年、ナーヴギアという仮想空間への接続機器を開発により、人類は完全なる仮想世界を実現。 このナーヴギアを使った初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」はβテストの ...
ゲーム漬け
『2022年、次世代ゲーム《ナーヴギア》が開発され、仮想空間へのフルダイブが実現した。《ナーヴギア》初の本格的なVRMMORPG ※「ソードアート・オンライン(SAO)」は世界の注目を浴び、 「SAO」正式サービス...
Spare Time
「これは、ゲームであっても遊びではない」 ・・・『アクセル・ワールド』と同じ川原礫さんが書かれた『ソードアート・オンライン』、こちらのアニメもいよいよ始まりました。 ・・・原作に目を通してからと思ったままズルズル時を過ごしてしまい、結局まだ読めてないので...
ボヘミアンな京都住まい
(アニメ感想) ソードアート・オンライン 第1話 「剣の世界」
投稿者・ピッコロ ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)(2009/04/10)川原 礫商品詳細を見る 2022年、次世代ゲーム《ナーヴギア》が開発され、仮想空間へのフルダイブが実現した。 ...
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人
仮想空間へのフルダイブを実現したソードアート・オンライン(SAO) 正式サービス開始日にログアウトできない事態が生じ。 集められたプレイヤーを前に 開発者・茅場明彦から、 このゲームはクリアする...
空 と 夏 の 間 ...
ソードアート・オンライン 第1話 『剣の世界』 単なるゲームモノかと思ったら最後で引き込まれた。
これも川原礫なの。アクセル・ワールドに続くアニメ化です。こちら前期から放送継続中なので、今期は二本立てになります。立て続けにアニメ化されるということで、売れっ子作家になりつつあるんでしょうか。 タイトルの由来は作中に登場するオンラインRPGゲームだそうです...
こいさんの放送中アニメの感想
| h o m e |