明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc 

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc (ファミ通文庫)ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! Extradisc (ファミ通文庫)
(2011/11/30)
田尾典丈

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読書期間:2012/1/29~2012/1/30

【評価……B-
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
挿絵 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
ラブコメ
SF
燃え



 ★★★★☆☆☆☆☆ … 5
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
 ★★★★☆☆☆☆☆
 … 5




 大人しい理恵が本気モード全開で誘惑!?『おさななじみとすることぜんぶ』、間違えてFPSを現実に反映させてしまった、ある男の物語『運命歪曲のエクスチェンジ』、世界統合により平穏を取り戻した武紀たち、春海の卒業が近づくにつれ、皆それぞれの進路を意識しはじめ――『それぞれの未来』他、『シルバーブレット』のラストエピソードを含む短編2編を加えた全5編でお贈りする『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』終焉を飾るエクストラ短編集!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」シリーズ、本当に本当の最終巻。
「Extradisc」の名の通り、外伝、番外編、後日談などごっちゃ混ぜにした短編集となっています。

本編最終巻である8巻を読んだ後だと、少々蛇足っぽく感じてしまう内容でしたね。
雑多なため、まとまりを欠くのは置いといても、物語の芯が弱く感じました。
キャラが好きで読んでいる人ならば、おそらく好意的な解釈がとれると思うんですがね。

最も期待していた外伝「シルバーブレット」のエピソードが、あらすじを読んでいるような印象を抱くものとなっており、盛り上がりきれなかったのが痛かった。
武紀サイドの話を飛ばして、秀之サイドのみで展開し、ストーリーをただ追っているだけのような形となっているため、淡々としたものとなっています。
内容も大して量があるわけでもありませんし、これなら本編最終巻に挿入して欲しかったなぁ。
秀之の決意は、並々ならぬものがあり、もっと燃えてもいいバックボーンが確立できていただけに惜しい。

武紀よりも年上だからというわけじゃないですが、秀之はオールドタイプの主人公だなと改めて実感しました。
たった一人の大切な女性のために、自らの身を顧みず貫き通す意志の強さは、男が惚れる格好良さですね。
武紀も決して嫌いじゃないですけど、秀之の方が年齢的にも感情移入がしやすかったです。

「運命歪曲のエクスチェンジ」は、FPS世界を投影してしまった番外編。
ここにきてゲストキャラの主人公とヒロインで短編一本作られてもなぁー。
意欲作だったとは思われますが、個人的にはイマイチな出来でした。

そして後日談を描いた「それぞれの未来」で幕が閉じます。
春海の卒業が迫る中、それぞれの進路を思い浮かべ、歩み出すというお話でした。
超常的な現象と打って変わって現実的な問題に悩む面々を見て、平和になったんだなぁと思いましたね。
相変わらず武紀は気負いすぎている感がありますが、これからはきっと周りのみんながセーブしてくれるでしょう。
出番が少なくて残念でしたが、愛子は特に良いストッパーとなっている気がします。

設定的なフォローも幾つかありました。
ただ、突っ込むといくらでも粗が出てきそうなので、何となくで楽しむのが得策でしょうね。

長かった「ギャルゲヱ」シリーズも、これにて完結。
2,3巻の時点では、ここまで継続して購読できるとは思ってみませんでした。
ブレイクはし損ねましたけど、少なくとも自分にとっては良作だったといえます。
田尾先生の次回作にも期待をして待ちたいなと思います。

外伝の最終章と本編の後日談がセットとなった追加ディスク風な一冊

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!  田尾典丈  有河サトル  評価B- 

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