アクセル・ワールド 第4話「Declaration;告白」
2012/04/29 Sun 23:59:18 [edit]
昨今、原作内容を飛ばし気味となる作品が多い中、珍しくじっくり見せてくれるアニメですね。
4話消化して、まだ原作1巻が終わっていないとは思ってもみませんでした。
しかし、こうして実際に見てみると、これ以上縮める部分はなかったんだなと感じます。
欠かすことが出来ないとはいえ、説明が続いてしまう構成には、アニメスタッフも頭を悩ませただろうなぁ。
そうなると、なおさら膨大な台詞を喋る必要のあるヒロインに経歴の浅い声優さんを抜擢したのは、些か酷だったのではないかなぁと思いますね。
絶対にこの人ではいけなかったというぐらいハマリ役というわけでもないですし、事務所のプッシュかなーと疑ってしまいます。
まぁ、声質は悪くはないので経験を積んで演技が上手くなれば、将来的には人気声優の一人として活躍していることでしょう。
ハルユキの卑屈さは、ここが底辺ですね。
容姿や性格にコンプレックスを抱えてきたため、自分に対する愛情を信じることが出来ず、黒雪姫の想いを否定してしまう彼の行動を馬鹿野郎と一蹴することはできません。
確かに、自己否定を重ねて真意を見ようとしなかった責任は大いにありますが、優秀な幼馴染みが二人いる中で、自分だけがイジメられている環境下であれば、捻くれてしまうのも仕方がない部分もあるでしょう。
否定した直後に、黒雪姫から偽りのない気持ちを届けられた時、どん底まで落ち込んだでしょうね。
ここで逃げ出さず、脅威に立たされている黒雪姫を守ろうと立ち上がるハルユキが好きです。
酷い行動を取ってきたかもしれませんが、決して最低ではないんですよね。
というかね、黒雪姫が性急過ぎるんですよ、これは。
作者の悪癖なんですけど、女の子が主人公へ好意を抱く経緯が省かれ過ぎなんですよね。
説得力が薄いのが気になってしまいます。
さて、その脅威ことシアン・パイルの正体は、チユリの彼氏で幼馴染みも一人・タクムだったのだ!
……と言われても、アニメではバレバレですねw
あれー、こんなに分かりやすかったかなぁ。
原作では、もう少し色んな可能性を疑った記憶があるんですがね。
それにしても、未成年の車の運転で事故(故意ですが)とは、これまたタイムリーな……。
荒谷の顔を隠したのは、配慮したのか規制がかかったのか、それともただの偶然か。
おかげで、原作を知っているのに一瞬犯人は誰だと思っちゃいましたよ。
血の表現に遠慮はなかったので、衝撃は十分伝わってきました。
あの出血で即死ではないのって奇跡ではないだろうか。
ところで、加速した後に車が止まっている描写はツッコミどころでしょうか。
本来は、多少なりとも進んでいるはずなんですけどね。
次回は、いよいよ本格的なストーリーバトルに突入ですね。
序盤の肝と言える回になるはずなので、作画に頑張ってもらいたい。
若干4話は怪しいところがあったしね。
テーマ: アクセルワールド
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: アクセル・ワールド アクセル・ワールド(アニメ話感想) 2012年放送開始アニメ
« 2012年4月読書記録
サクラダリセット6 BOY, GIRL and ―― »
コメントの投稿
この記事に対するコメント
トラックバック
さてさて、話が動きはじめました。 「ハルユキくん、私は君が好きだ」 そしてレベル9のバーストリンカーにしか使えないフィジカル・フルバーストを利用して黒雪姫が自分を身代わりにハルユキを助けて・・・ フィジカル・フルバースト使用時のBGMが安っぽくて合ってなかっ?...
ボヘミアンな京都住まい
アクセル・ワールド 第4話 「Declaration;告白」
アクセル・ワールド 2(初回限定版)[Blu-ray](2012/08/29)三澤紗千香、梶裕貴 他商品詳細を見る きたきたきた~~~!!
ゆらゆら気ままに
バックドア判明後もまだまだ続く、まさかのアツアツ展開♪そして……やっぱり規制ですわな、あれは!!! アクセルワールド 第4話『Declaration:告白』
チユリの疑惑を晴らす為に、彼女のニューロリンカーを調べまくるハルユキ。 そこで知ったのは、バックドアの存在 だった! チユリのニューロリンカーの中に、バックドアが仕掛けられていた事に驚愕す...
シュージローのマイルーム2号店
2012年02クール 新作アニメ アクセル・ワールド 第04話 雑感
[アクセルワールド] ブログ村キーワード アクセル・ワールド 第04話 「Declaration;告白」 #AccelWorld2012 #ep04 第15回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作。ラノベ・漫画化・アニメ化・ゲーム化など幅...
妖精帝國 臣民コンソーシアム
| h o m e |