明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

08«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

はたらく魔王さま!3 

はたらく魔王さま!〈3〉 (電撃文庫)はたらく魔王さま!〈3〉 (電撃文庫)
(2011/10/08)
和ヶ原 聡司

商品詳細を見る
読書期間:2011/11/1~2011/11/2

【評価……B+
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
コメディ
安定感
ラブコメ
ツンデレ
家族愛

 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6


 魔王城(築60年の六畳一間)の庭に、異世界からのゲートが開く。そこから現れた小さな少女は、魔王を“パパ”、勇者を“ママ”と呼んだ!まさか二人がそんな関係だったなんて……とショックを受ける芦屋や千穂。だが、一番混乱しているのは魔王と勇者だった。
 少女は魔王城で預かられることになり、真の意味で大黒柱になった魔王は、子育てに挑戦!さらに、親子(?)三人でのおでかけもあったりで、恋する女子高生・千穂は、やっぱりヤキモキしてしまうワケで――?
 フリーター魔王さまが繰り広げる庶民派ファンタジー、波乱必至の第3弾!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


庶民的な生活で日々を暮らす魔王と勇者のファンタジーコメディ、第3弾。
毎度のことながら生活感が半端ないです。

うわー、面白いなぁ……と思わず唸ってしまうほどの出来でした。
元々新人に似つかわしくない安定感を持ち合わせていましたが、ワンランク上がりましたね。
着実に作品の質を高めた作家さんは勿論のこと、伸びしろがあると見抜いた電撃小説大賞の選考委員もさすがだと思います。

異世界からやって来た謎の幼児が、魔王と勇者とパパとママと呼び、一同大混乱するというラブコメにありがちなベタな話。
いきなり子育てをすることになってしまった魔王たちは、当然ながら大苦戦。
しかも、犬猿の仲である魔王と勇者に子供が入ることで、擬似的な夫婦のようなシチュエーションが生まれ、嫉妬に駆られる千穂や、苦悩する芦屋が入り乱れるドタバタ劇へと繋がっていきます。

ストーリーの大部分は、予想通りなのにも関わらず、キャラの反応が楽しくて仕方がありません。
子はかすがいを地で行く展開で、いがみ合っている真奥と恵美のやり取りが物凄く好みです。
勇者という立場的な問題から安易に魔王に心を許そうとしない恵美の葛藤が、ツン成分多めのツンデレにしか見えなくてニヤニヤ。
普通だったらウザったいと思うレベルでも、勇者の特権なのか、言い訳が正論にも聞こえるため、恵美が頭を痛めれば痛めるほどに楽しい気分になってしまいます。
ラブコメよりコメディとして読んでいるため、恋愛的に特別くっついて欲しいとは思わないんですけどね。
この絶妙な関係は維持して欲しいなぁ。

千穂も魅力的な女の子になってきましたしね。
これまでは、女の子的な可愛さよりも、物語中の都合の良さが微妙だなと感じていました。
ラブコメ的には一番美味しい存在で、喜怒哀楽の表情が簡単に想像付きます。
真奥を翻弄させたり、恵美を羨ましがったりする彼女の存在が、物語を充実させてくれました。
ただの脇役だと思っていた恵美の同僚である梨香も良い感じに絡んできましたし、登場人物たちの関係図の変化にも目が離せなくなりそうです。

騒動の中心にいる幼女アラス・ラムスは、素直に可愛いと思いました。
萌えとかそういうのではなく、純粋に子供の愛らしさが伝わってきましたね。
見た目的にも中身的にも『To LOVEる』のセリーヌに見えてしょうがなかったですw

そのアラス・ラムスの育児をすることになった真奥や芦屋の奮闘っぷりが面白可笑しい。
1巻から貫徹していることですが、現代日本で生活する描写に手を抜かないところが特徴ですね。
急に赤ちゃんの世話をすることになったという作品なら数え切れないほどありますが、省いても本筋には何ら影響のないところで妙に詳細な説明に入る作品は少ないと思います。
わざわざ保険や経口補水液のくだりを綴るラノベなんて、他に見たことがありませんよ。
こういった丁寧な切り口があるからこそ、庶民的でギャップが面白くなるんでしょうね。

悪魔だとは全く見えない真奥の過去が少し垣間見ることができ、ストーリーも進展がありました。
あえて見せつけるかのような伏線の張り方も上手く、先が気になります。
これだけ面白いと次巻のハードルが上がってしまうのも致し方がないですね。

029さんのイラストも良かった。
ラストの挿絵は何度も見たくなるカットでしたね。

育児に挑戦することになった魔王と勇者の庶民派コメディ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  はたらく魔王さま!  和ヶ原聡司  029  評価B+ 

△page top

« 【実況】いい大人達がサマーカーニバル'92烈火を本気で遊んでみた。part1
ココロコネクト ニセランダム »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/1295-b1c39d93
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。