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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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FB CollectDrama04「ココロコネクト デートと春と妹ごっこ」 

ココロコネクト 春とデートと妹ごっこココロコネクト 春とデートと妹ごっこ
(2012/01/06)
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ココロコネクトのドラマCD第2弾を購入しましたので、感想をつらつらと。
第1弾「ココロコネクト 夏と水着と暴風雨」の時は台本が付いてきましたが、今回は特典なしだったのが少々残念でしたね。

うん、なかなか良かったですよ、これ。
原作が大好きで、漫画やドラマCDも買い漁っている人間だからかもしれませんが、凄く楽しんで聴くことが出来ましたね。
ドラマCDに値段的価値を見出せるファンならば、買って損はないと思います。

前作よりも脚本がドラマCD向きになっていますね。
容姿やアクションの表現を声だけで行おうとすると、どうしても説明的になり、テンポが崩れます。
原作の小説はもちろんのこと、視覚要素があるアニメや漫画では簡単に伝えられることでも、音だけで状況説明をしなければならないドラマCDという媒体では難易度が跳ね上がります。
水着やスポーツといった不向きな内容をドラマCDの話で書いてしまった前回は、ある意味最初から失敗していたようなもんです。

その教訓を生かした結果なのか、声優さんの演技を魅せようとした話作りはナイス判断でした。
説明口調な台詞も中にはありますが、それでも可能な限り削ったであろう苦労が垣間見れます。

太一たち5人が文研部員が2年生となり、新たな1年生の男女が入部した直後のエピソード。
「クリップタイム」と「ニセランダム」の間に挟まれる話ですね。
内容的には、「ニセランダム」が後でも先でも特に問題はないかと思われます。

<ふうせんかずら>の脅威に怯える2年生たちが、怪しげな気配に構えてしまい、ドタバタと激しく空回りする展開です。
設定もオチもベタすぎますが、ネタ拾いは面白可笑しくて、笑いが絶えることがありませんでした。

稲葉んが可愛すぎる……!
みゆきちの演技が素晴らし過ぎますね。
照れたり、怒ったり、たどたどしい言葉を並べたり、もうたまりませんね。
お姉さんキャラの殻を破りきれていないかなとも感じましたが、デレばんらしさは存分に現れており、堪能させていただきました。

円城寺紫乃役の東山奈央さんは、これまで数える程度しか聴いたことがありませんでした。
紫乃のキャラからして、ふわふわして定まっていない感じだったので、声に明確なイメージがあった訳ではなく、むしろ声をインプットしたような感覚になりましたね。
合う合わないという問題じゃなく、もうこの人が紫乃なんだなぁという感じ。

逆に宇和千尋には気だるそうなイメージがあったので、豊永利行さんの演技は想像通りでした。
淡々としていて、声に張りがないダラけた感じが目に浮かぶようです。
ただ、ちょっと声が渋すぎたかなぁ。
少なくとも後輩キャラにも関わらず、高校生らしい若さを感じられませんでしたね。

ラブコメらしい、聴いていてむず痒くなってしまうシーンが豊富で面白かったです。
このキャストならば、アニメへの期待も膨らんじゃいますね。

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: ココロコネクト 

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この記事に対するコメント

アニメに向けての暖機運転

 ビンゴです!! アマゾンで送られてきた分を、「そろそろ聞いておかないと記事に出遅れるかもしれない」と思って数時間前に聞いたところです。

 仕様としてはですね、CDを取り出した後に見える部分の写真サイズのイラストがすっごくいいと思いました。

 おっしゃるように、ドラマCDならではの雰囲気を活かした盛り上がりが期待できる内容でしたね。

 紫乃はかなり前面に押し出されてましたね。新鮮な時期にしっかりアピールできていたと思います。新しいもの好きの男はくらっとくると思います。(つまり、うわついてる僕は結構くらっときたということです)
 千尋の声も冷めた感じでイメージ通りでした。先輩の太一や青木よりも、年若な千尋の方が冷めてるっていうのが、いい感じで隙間に入ってくるようにぴったりきます。
 というわけで、2年生メンバーもそれぞれの個性を磨きつつ、1年生二人もいい感じで新しい刺激になっていると思います。簡単にまとめるなら、アニメへの期待がますます大きくなったということです。

 ドラマCD第1弾を聴いた時には、ぼうっとしていてコメントを書かず仕舞いでしたので、既存メンバー(女性キャラ)への声の感想などもここで書いておきます。

 稲葉。 声次第では、また永瀬よりも稲葉が好きになってしまうかもしれないという不安を抱いていましたが、沢城さんの声は、少なくとも僕をメロメロにする類のものではなかったのでその点では安心できました。『姉御』って呼びたくなるようなイメージで、頼りになりそうな声だと思いました。
 が、原作での立ち位置が立ち位置なので、今では完全にメインヒロイン、恋する乙女です。いろいろと余裕なく慌てふためく演技がしっかりはまっていると思います。

 豊崎さん演ずる永瀬は、賑やかでパワフルな感じです。自身もかわいい女の子でありながら、かわいい女の子を一直線で愛でるようなイメージがあります。 長編では虐め抜かれて、短編では元気一杯、というのがおおよその永瀬に対する印象でしょうか。 稲葉が悩んで永瀬が面白がるという構図が、今ではすごくしっくり来ています。
 作中における超常現象的なトラブルが起きない限り、永瀬は現実的なトラブルではいつだって揺れずに自分を保つと思います。そしてそのままある程度以上の関係にはならずにあっという間に3年とか5年とかは過ぎ去ってしまうと思います。そんな永瀬の揺れる姿が見られるのはココロコだけ。試練が人を強くすると考えれば、ふうせんかづらに一番感謝するのは永瀬かもしれません。

 ペンタゴンの一員としては欠かせない存在であっても、桐山唯は僕にとって対象の女の子ではありませんでした。 が、「イカ娘を好きだということは、中の人の金元寿子さんのことも相当に好きだということなんじゃないか」と自覚してからは、日を重ねるごとに桐山唯の存在が僕の中で大きくなっていきます。『空手が強い』っていうイメージより、状況に流されてあたふたする役どころがツボにはまります。

 藤島はやっぱり元気な時の方がよかったなあ、と今回声を聞いて痛感しました。 愛するよりも愛されるキャラであってほしいなあ、なんて思いました。
 『ToHeart2』のタマ姉を好きな僕にとっては、伊藤静さんのこの声色には条件反射で反応せざるを得ません。ドラマCD第一弾の時には、俺得を一人叫んだものです。

 単純に声だけで選ぶなら唯が一番好きですけど、作中での立ち位置などを含めて考えると、アニメの1期を終わって一番好きになるのは永瀬だと思います。 一年生二人はアニメではまだまだおあずけのはずですしね。最後に顔見せくらいならあるかもしれませんけど。 

URL | 紫電 #-

2012/01/08 02:10 * 編集 *

>紫電さん
同じくアマゾンで買いました。
アニメ専門ショップでもない限り、ラノベのドラマCDなんて書店では見つかりませんからね。

声だけで判断しないといけないので、紫乃や千尋が他キャラと差別化できる声で良かったです。
同時に喋り出したり、ワイワイ盛り上がっていると、聴きとれない時もありますから。
いきなり2クールも放送できるほど投資はできないでしょうし、アニメでこの二人の出番はなさそうですね。

やはり紫電さんは永瀬好きを貫いているんですね。
アニメでどこまで表現できるか未知数ですが、作品内で最も深みのあるキャラですよね。
ココロコに登場する女の子は皆可愛いから心移りしてしまうのも仕方がないと思います。
個人的には、みゆきちの声はかなり好きな部類に入るので、稲葉んの評価が更に上がりました。

URL | 秋空翔 #3huMpp/w

2012/01/11 03:52 * 編集 *

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