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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル6<上> 

終わりのクロニクル (6上) (電撃文庫―AHEADシリーズ (1175))終わりのクロニクル (6上) (電撃文庫―AHEADシリーズ (1175))
(2005/11)
川上 稔

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読書期間:2011/7/20~2011/7/29

【評価……B-
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
世界観





 ★★★★★★☆☆☆ … 7






 マイナス概念の活性化により、世界が崩壊するまで、あと5日――。
 だが、“軍”の元9th-G将軍ハジが糾弾したLow-Gの罪とTop-Gの存在が、思わぬ波紋を呼んでいた。そして、Top-Gの存在を秘していたLow-Gに対し、各Gは疑念を抱き、全竜交渉は最大の危機を迎えることに。
 そんななか、佐山と新庄は一つの答えを求め、再び出雲と堺へ向かう……。
 果たして、全ての謎は解き明かされることになるのか!?各Gの疑念はどんな結論を導くのか!?
 シリーズ完結に向け、物語はいよいよクライマックスを迎える!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


終わりのクロニクル第6章、開始。

今巻あわせて残り3巻となりましたが、クライマックスが近いとは感じられませんでした。
なーんかイマイチ盛り上がりに欠けるんですよねぇ。
タイムリミットが迫っているのに、緊迫感はありません。
軍の襲撃という山場を乗り越えて、のんびりしているようにさえ感じます。

派手な展開から一転して、地味な内容に移ったのも大きな理由でしょうか。
責任追求する材料を得て喜ぶ他国UCATがウザったい。
まさに現実の政治を見ているかのようです。
関係のない外野が、でしゃばってくると腹立たしいのは、フィクションでも共通ですね。
ま、そういう輩を正論で捻り伏せられると実に爽快ですが。
京かっけーっす。

一方で、全竜交渉を終えたはずのGとの再衝突が避けられなくなってしまった問題は、各Gの体裁もあって面倒臭いことに。
プライドを賭けた戦いは、バトルそのものよりも組み合わせや場外戦が面白かったですね。
貧乳ならまだしも枯胸は酷過ぎる……w

登場人物が多い中、今回一番輝いていたのは飛場竜司だったと思います。
ややエロだった彼が、もはやエロい本質を隠すことなく晒すまでに……って、それは前からかw
竜司も十分力を持っているはずなんですが、強力な仲間に囲まれ、対峙する相手が化け物クラスばかりということもあり、どうしてもヘタレなイメージが付きがちです。
しかし、だからこそ超人的なキャラとは異なり、劣等感に共感し、成長が嬉しく感じられます。

軍の再始動も垣間見られる中で、果たしてどのように締めにかかるのか。
盛り上がりに期待したいと思います。

各々が再び歩み出すための整理を行う回

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  終わりのクロニクル  川上稔  さとやす  評価B- 

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