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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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『ひだまりスケッチ』6巻 感想  

ひだまりスケッチ (6) (まんがタイムKRコミックス)ひだまりスケッチ (6) (まんがタイムKRコミックス)
(2011/08/27)
蒼樹 うめ

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ひだまりスケッチ6巻を読みました。
1年5ヶ月振りとなる新刊で、非常に待ち遠しかったです。

安定した面白さ、ここにありって感じですね。

さすがのクオリティで、まさに期待通り。
間の抜けたボケと意外と鋭いツッコミが毎度ツボに入り、つい噴き出してしまいます。
あっという間に読んでしまうので、もっともっと量が欲しくなっちゃいますね。

今回収録されたエピソードは、大半が夏休み中の話でした。
引き伸ばしにかかっているように感じられるのは気のせいでしょうか。
ゆのが1年生の頃に比べると、なかなか時間が進まないように感じられます。
沙英とヒロが卒業しちゃうと寂しいので、面白ければ個人的に構いませんけどね。

定期的に進路の話が挿入されていましたが、具体的な道が提示されたのは今回が初めて。
サブタイトルからして「ヒロさんの巻」ですから、目次に目を通した段階で、ちょっぴりシリアスな話が来るなとは予想していました。
ひだまり荘のお母さん的な立場でいるが故に、誰よりも大人びいて見えるヒロですが、中身はみんなと変わらない女の子なんですよね。
将来への不安を抱き、居心地の良い現状が崩れることを恐れ、悩み苦しむ姿は、当時の自分を思い出して共感を覚えました。

しかし、そんな時こそ頼れる仲間がいるってのが心底羨ましい。
そして、ただ漠然と慰めてもらうだけではなく、しっかりを前を見据えて決断できる彼女は凄いと思う。
元々女の子としては一番好きな子でしたが、好感度が更に上がりましたね。
絶対にイイ先生になれると思うなー。

それにしても、沙英とのコンビがますます夫婦っぽくなっちゃってますね。
二人の世界を形成しちゃってて、もはや夏目の入る隙がない状態。
個人的には、別に男が出来ても問題ないんですけどね。
でも実際にやっちゃうと、百合好きの方に怒られるんだろうなぁ。

ギャグ方面では、やっぱり宮子の体を張ったボケが鉄板ですね。
彼女の笑顔は、元気を分け与えてくれる類のもので、この子がはしゃいでいるだけでも本当に楽しい。
居ると居ないとでは、場の雰囲気が大違いです。
たまにツッコミを入れる時は、結構辛辣で攻撃力があるものの、ちゃんと笑える範囲内で収めているので、安心感すらあります。

何気に計算してボケる宮ちゃんに対して、天然っぷりを発揮するのが、ゆのですね。
夏休みからダレまくる姿とか、他人とは思えませんw

友達として付き合うなら、乃莉っぺが会話弾みそうでいいなー。
話を盛り上げ方が上手いし、ボケが多い中で貴重なツッコミ役もできますし、優秀な人材ですね。
なずなと並んで最下級生なのに、ひだまり荘住人の中でもヒロと同じぐらいしっかりしてますよ。
そういえばネタになってた「やらしい」って言葉って、イヤラシイという意味でよく使うけど、実際に関東では通じにくいんだろうか。

なずなは、表紙を飾っているのに、ちょっと影が薄めでしたね。
大人しい性格をしているので、賑やかな話が多い中では主役になり辛いのかもしれません。
でも、要所でインパクトを与えてくれるので、決して居なくていい存在ってわけでもありませんがね。

7巻以降の表紙は一体どうなるんだろう。
吉野屋先生や夏目辺りが登場するのか、また一新して別の組み合わせになったりするのかな。
また1年以上先になるでしょうが、楽しみです。

ああ、でもその前に、ついこの間発表されたアニメ4期の方が先か。
こちらもこちらで期待したいですね。

テーマ: ひだまりスケッチ

ジャンル: アニメ・コミック

タグ: ひだまりスケッチ    ひだまりスケッチ(巻感想)  蒼樹うめ 

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