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明日へと続く記憶

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5 

生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5生徒会の木陰 碧陽学園生徒会黙示録5
(2011/06/18)
葵 せきな

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読書期間:2011/7/1~2011/7/2

【評価……B-
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
人物 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
文章 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
挿絵 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
ギャグ
パロディ
ラブコメ



 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6




 私立碧陽学園生徒会――そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、その楽園を支える、日蔭者たちの存在がいることを忘れてはならない。「黙示録」だからこそ!という甘い言葉に誘われ、登場するも表紙を飾ることは出来ない、陰の存在。
 誰だって物語の主人公になれるはず!そんな淡い希望と、儚い願いを胸に、いつ来るとも分からない、その日に向けてアピールを続ける悲しい彼らに、ついにスポットが当たるときが来た。主人公、杉崎鍵のクラスメイトでありながらも、脇役というポジションから抜け出せなかった彼……ではなく、彼女に。これは何かのフラグか。
 急速に動き出す2年B組の恋愛模様にも、目が離せないっ。

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


生徒会シリーズ通算14冊目。
生徒会役員以外で初めての表紙を飾ったのは巡というのは妥当なような意外なような。
黄色い背景は目が痛くなるので、他の色にして欲しかったな。

今回は、初の短編集連続刊行です。
恐らく本編があと1冊で終了のため、急ピッチで短編集を出すことになったんでしょうね。
次回も短編集らしいですし、しばらく本編はお預けになりそうです。

で、肝心の内容ですが……。
うーん、イマイチ乗り切れなかったかなぁ。
笑えるところもあるにはあるんですがね。

基本的のこの作品のボケは、相手を怒らせるところにあるんですよね。
キレのいいツッコミが笑いを誘うのですが、カバーできるにも限度があります。
弄りが面白いというよりも、イラッとさせてしまってはボケとして失敗でしょう。
親友同士であっても引いてしまうラインはあるもので、その境目を誤ってしまったように感じられました。

たとえば、宇宙姉弟対する杉崎の態度。
偉そうに女の子への想いを語るけれど、巡への反応はギャグを越えている気がします。
守に関しても、生徒会の中のやり取りと違って、ただ苛めているだけに見えてしまうんですよねぇ。

BLネタは、さほど抵抗感なく楽しめるタイプですけど、中目黒はあまり好きじゃありません。
天然のガチ系過ぎて、笑えないんですよ。
それなら、鍵×守の方が好きです。あくまで比較した場合の話ですが。

とまぁ、ギャグ自体は微妙だったわけですが、会話の応酬はさすがで、だらだらと読んでいるだけでも面白かったです。
声を出して笑ってしまうことがなくても、楽しい気分にさせてくれます。
しつこく感じた部分もありますけど、マンネリ打破のためには仕方ないかな。

珍しく次巻へ持ち越しとなっているので、続きが気になりますね。

1年C組や2年B組が主体の話多く生徒会メンバーの出番は少なめ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  生徒会の一存  葵せきな  狗神煌  評価B- 

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