明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

06«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»08

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 /  Trackback -- /  Comment --

△page top

変態王子と笑わない猫。2 

変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。2 (MF文庫J)
(2011/01/21)
さがら 総

商品詳細を見る
読書期間:2011/4/11~2011/4/12

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★☆☆☆☆☆
 … 5
物語 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
ラブコメ
変態




 ★★★★★★☆☆☆ … 7
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7





 夏が終わる。十六歳のたった一度きりの夏が。いったいぼくは何をして過ごしたというのだろう?大いに焦る横寺陽人は、今日も今日とて空回り。月子に振られ、小豆に振られ、ポン太に振られ――自宅までも消滅した!
 なんで?どうして?どういうこと!?霧雨のなかにひとり、なにもかも喪って、どこに行くあてすらもない。
 「それなら先輩。今夜は、わたしの家に泊まるですか」「あ、うん。うん?」
 ……夏の終わりの台風日和。最後の最後に、最高のホームランイベントが待っていた!風呂場の裸。縛られる布団。落ちる手錠。破られる衣服。そして――土蔵に潜む猫?
 早くも人気沸騰の爽やか系変態青春ラブコメ第二弾!バイバイ、ぼくの初めて――

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


恥知らずの変態と表情が喪われた少女の青春ラブコメディ、第2弾。

夏休みも終わりに近づいたある日、何故か唐突に自宅が消滅した。
雨露を凌ぐ場を失った横寺は、月子の提案により筒隠家に転がり込む――という無茶苦茶な流れで始まります。
豪快というべきか強引というべきか、まぁ深くは考えない方がいいのかな。

んー、面白いんだけど楽しみきれないという、何ともややこしい心境。
ラブコメにおいて、作品の8割はキャラクターで決まるといっても過言ではないと思うわけですが、この作品の登場人物には良いところと悪いところがハッキリ分かれていて、一言では判断しづらいことになっています。

相変わらず、月子が横寺に対して惚れる理由がさっぱり分からない。
確かに、この手の作品では、無条件に女の子から好かれることは多いんですけど、理不尽なまでにセクハラに遭っているにも関わらず好意を抱くのは、寂しがり屋という説明だけでは不十分ではないでしょうか。
場面だけ見れば可愛いのに、どうしてそこまで想いやれるんだろうと首を傾げてしまいます。

そもそも横寺は、主人公としてイマイチ好きになれません。
鈍感な男主人公はまだいいとして、女の子の気持ちを踏み躙るのが許せないと思ってしまいます。
月子もそうですが、何よりも梓への態度が酷過ぎる。
ギャグで済ませるには、梓が可哀想すぎて笑えませんよ。
不憫属性を植え付けることでキャラを立たせる狙いなのかもしれませんが、成功しているとは言い難い。
せっかくの表紙も、出番は筒隠姉妹に奪われてしまっているし、良いとこなしだなぁ……。

ということで、各々の恋愛感情については、引っかかりを覚えてしまう結果に。
その一方で、ラブコメのコメディ部分は、なかなか良質でクスリと笑えるシーンも幾つかありました。
アホの子である鋼鉄の王こと筒隠つくしが、暴走しテンパる姿は、見ていて楽しかった。
1巻の時点ではウザったいだけだったので、この変貌ぶりは凄く良かった。
まぁ、攻略対象キャラになるのは、予想通りでしたけどね。
なにせMF文庫だし。

カントクさんの仕事は、今回も素晴らしかった。
巻末にラフギャラリーが収録されていることもあって、質だけではなく量にも満足させられました。
無表情の月子を巧みに描き分けが出来ているところから、レベルの高さをうかがうことができます。

総評としては、十分ありの部類に入る良作だったと思います。
次巻では小豆梓が報われるような展開を願いたいところです。

鈍感な主人公が、デレデレの女の子たちからモテまくる典型的なハーレム系ラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  変態王子と笑わない猫。  さがら総  カントク  評価B 

△page top

« 電撃文庫2011年5月購入作品
“文学少女”と恋する挿話集4 »

この記事に対するコメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

△page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://akikakeru.blog117.fc2.com/tb.php/1084-6304a66c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。