明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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“文学少女”と恋する挿話集4 

“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)
(2010/12/25)
野村 美月

商品詳細を見る
読書期間:2011/4/5~2011/4/10

【評価……B
発想 ★★★★★★★☆☆☆ … 7
設定 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
青春
ラブコメ
切なさ



 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6




 「心葉先輩、大発見です~~!」
 文芸部に飛び込んできた菜乃の“発見”とは?『“文学少女”見習いの、発見』、部室にいつの間にか置かれていた薔薇の模様の指輪。これは誰かから遠子へのプロポーズ!?謎を探る遠子とそれに振り回される心葉だったが……『“文学少女”と騒がしい恋人たち』ほか、甘くほろ苦いエピソードが満載!
 美羽、ななせ、遠子の“その後”を描いた書き下ろしも収録の、物語を食べちゃうくらい愛する“文学少女”の恋する挿話集第4弾!!

【感想】<前巻までのネタバレがありますので、ご注意ください>


未来への希望に包まれた切なくも幸福なエピソード満載な文学少女の短編集、第4弾。
シリーズ通算15冊目にあたる本作をもって、短編集はラストとなります。

全部で13話も収録されており、短編というよりも掌編集と表した方が適切かもしれません。
主人公がコロコロと変わり、なおかつ本編より未来を描いた話が多くあるため、大団円の印象を受けました。
辛い過去も出来事も少なくなかった彼や彼女らの幸せなひと時が描かれており、暖かい気持ちになれます。

一つ一つの話は面白いと思えるものの、ちょっと蛇足だと感じてしまうのは、如何ともし難いかな。
さすがに本編に近い巻数分を外伝や短編集に費やしているだけあって、お腹いっぱいです。
好きな世界は、いつまでも閉じずに続きを読みたくなるものですが、多少物足りないくらいで丁度いいのかもしれませんね。
全てを描き切らず、物語の先を楽しむ余白みたいなものを残して欲しい気持ちもあって、複雑な心境でした。

最も印象に残ったのは「不機嫌な私と檸檬の君」。
中学二年生になった心葉の妹・井上舞花の甘酸っぱい物語なのですが、これが良かった。
恋と呼べるほど立派じゃなくて、だけど淡い心の移ろいが繊細で儚い。
まさしく青春の一ページといった具合で、いつまでも想い出に残りそうな切ないエピソードでした。

過去話の心葉を見ると、相当ヘタレだったんだなぁと再認識しますな。
それにしても、結構早い段階から心葉と遠子はお互いを意識していたように描かれていますが、後付け感しまくりですね。
トラウマを抱え込みつつも美羽を忘れられなかったり、ななせに心を許したりといった本編の流れを考えると、遠子への嫉妬が度を越しているように思えました。

さて、次巻で長かった文学少女シリーズも最終巻ですね。
成長した心葉と遠子の話が読めたらいいなー。

サブキャラクターにもスポットが当てられた幅広くツボを押さえた短編集

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  文学少女  野村美月  竹岡美穂  評価B 

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