魔法少女まどか☆マギカ 第11話+最終回
2011/04/25 Mon 20:01:44 [edit]
関東、関西に遅れること3日。
ようやく東海地方でも「魔法少女まどか☆マギカ」の11話と12話(最終回)が放送されました。
CBCでの放送終了と同時に、ニコニコ動画でも配信されたので、これでもう多くの人にとって視聴できる環境が整ったと言えるでしょう。
というわけで、以下ネタバレ感想です。
考察は他のサイトにお任せして、ただ単に自分が思ったことを書き連ねてあります。
通してみた感想としては、面白かったものの、もやっとしたものが残る終わり方だなぁと思いました。
これをハッピーエンドと言うには、些か抵抗がありますねぇー。
まず11話「最後に残った道しるべ」について。
アバンタイトルから鬱展開で、良い意味で引き込まれました。
ほむらが繰り返すたびに、まどかの因果が蓄積されていく話は、よくある話なのに気付きませんでした。
まどかの潜在能力についての伏線もバッチリ回収するとは。
さやかの葬式の場面は、かなり堪えますね……。
まどかママや、先生の会話も切なくて、胸が切り刻まれるように痛かった。
QBの家畜発言は、個人的に凄く共感できます。
この点については、QBは正論を言っているでしょう。
だからこそ、生命を戴いていることに感謝しなければならないのですから。
人間は感情を持っていますが、それは結局のところ人間の都合でしかないですしね。
個人的には、ほむらの吐露よりも、変身シーンやツッコミどころの多い戦闘シーンが面白かったです。
いくらなんでも揃え過ぎだろw
前々からそうでしたけど、ほむほむは魔法少女というカテゴリーでいいんだろうか?w
EDクレジットのほむらが挫けるシーンは鳥肌立った。
時間遡行を諦め、絶望し、魔女化寸前まで陥った時の絶望感は凄かった。
もし、まどかの登場が来週に持ち越しなどになっていたら、おそらく阿鼻叫喚だっただろうなぁ。
11話は良かったんですけど、最終回の12話「わたしの、最高の友達」が難しい。
解釈も難しければ、評価も判断が付き辛い。
まどかの願いは、予想していたものの一つに近かった。
どのようにして引っくり返すかが焦点だったわけですから、これはこれでありだとは思うんですよ。
魔法少女たちの希望をリセットしないために、さやかの願いも叶えるために、あえて魔女の存在だけを消したってのも構いません。
ただ、急に大規模なセカイ系にぶっ飛んだのが、どうにも腑に落ちない。
まどかが吹っ切れすぎていて、今まで悩んでいた次元と別物になっているのがなぁ……。
この結論に達する作品を幾つか見たことがありますが、もう少し匂わせる要素がないと、前後の繋がりが弱く見えてしまいます。
ほむらの頑張りが、まどかに伝わったことに救いは感じるけれど、報われたとは言い難い。
まどかの決心が堅過ぎて、もう何というか無理矢理納得するしかないといった感じ。
どんな願いでも叶えられる力があるのであれば、他にも方法があったのではないかなぁ。
マミさんや杏子の復活は嬉しくもあり、しかしソウルジェムの縛りからは解き放たれていないことが切なくもあります。
Cパートのほむらは限界が近いようで、無性にやるせない気持ちになりました。
総評としては、間違いなく面白かったし、神アニメだと絶賛する人がいるのも肯ける内容だったとは思います。
派手な演出、場面に合った音楽、魅力的なキャラクター、そして次回が気になって仕方のない脚本。
可愛い絵柄とシビアな展開のギャップが評判となったものの、よくよく見るとストーリーは意外なほどに王道でした。
いずれも、オリジナルアニメとして大成功を収める要因となりました。
個人的には良作とは思っても、神作だとまでは思わなかったかな。
他のアニメと比較するのは無粋なので多くは語りませんが、好きなアニメは?と問われた時に挙げるほどではなかったのは、正直な感想です。
お祭り騒ぎのように盛り上がったことが、一番楽しかったかもしれませんね。
最後に。
スタッフの皆さんお疲れ様でした。
エンドカードのイラストが、ブリキさんとうめてんてーで俺得で幸せでした。
ようやく東海地方でも「魔法少女まどか☆マギカ」の11話と12話(最終回)が放送されました。
CBCでの放送終了と同時に、ニコニコ動画でも配信されたので、これでもう多くの人にとって視聴できる環境が整ったと言えるでしょう。
というわけで、以下ネタバレ感想です。
考察は他のサイトにお任せして、ただ単に自分が思ったことを書き連ねてあります。
通してみた感想としては、面白かったものの、もやっとしたものが残る終わり方だなぁと思いました。
これをハッピーエンドと言うには、些か抵抗がありますねぇー。
まず11話「最後に残った道しるべ」について。
アバンタイトルから鬱展開で、良い意味で引き込まれました。
ほむらが繰り返すたびに、まどかの因果が蓄積されていく話は、よくある話なのに気付きませんでした。
まどかの潜在能力についての伏線もバッチリ回収するとは。
さやかの葬式の場面は、かなり堪えますね……。
まどかママや、先生の会話も切なくて、胸が切り刻まれるように痛かった。
QBの家畜発言は、個人的に凄く共感できます。
この点については、QBは正論を言っているでしょう。
だからこそ、生命を戴いていることに感謝しなければならないのですから。
人間は感情を持っていますが、それは結局のところ人間の都合でしかないですしね。
個人的には、ほむらの吐露よりも、変身シーンやツッコミどころの多い戦闘シーンが面白かったです。
いくらなんでも揃え過ぎだろw
前々からそうでしたけど、ほむほむは魔法少女というカテゴリーでいいんだろうか?w
EDクレジットのほむらが挫けるシーンは鳥肌立った。
時間遡行を諦め、絶望し、魔女化寸前まで陥った時の絶望感は凄かった。
もし、まどかの登場が来週に持ち越しなどになっていたら、おそらく阿鼻叫喚だっただろうなぁ。
11話は良かったんですけど、最終回の12話「わたしの、最高の友達」が難しい。
解釈も難しければ、評価も判断が付き辛い。
まどかの願いは、予想していたものの一つに近かった。
どのようにして引っくり返すかが焦点だったわけですから、これはこれでありだとは思うんですよ。
魔法少女たちの希望をリセットしないために、さやかの願いも叶えるために、あえて魔女の存在だけを消したってのも構いません。
ただ、急に大規模なセカイ系にぶっ飛んだのが、どうにも腑に落ちない。
まどかが吹っ切れすぎていて、今まで悩んでいた次元と別物になっているのがなぁ……。
この結論に達する作品を幾つか見たことがありますが、もう少し匂わせる要素がないと、前後の繋がりが弱く見えてしまいます。
ほむらの頑張りが、まどかに伝わったことに救いは感じるけれど、報われたとは言い難い。
まどかの決心が堅過ぎて、もう何というか無理矢理納得するしかないといった感じ。
どんな願いでも叶えられる力があるのであれば、他にも方法があったのではないかなぁ。
マミさんや杏子の復活は嬉しくもあり、しかしソウルジェムの縛りからは解き放たれていないことが切なくもあります。
Cパートのほむらは限界が近いようで、無性にやるせない気持ちになりました。
総評としては、間違いなく面白かったし、神アニメだと絶賛する人がいるのも肯ける内容だったとは思います。
派手な演出、場面に合った音楽、魅力的なキャラクター、そして次回が気になって仕方のない脚本。
可愛い絵柄とシビアな展開のギャップが評判となったものの、よくよく見るとストーリーは意外なほどに王道でした。
いずれも、オリジナルアニメとして大成功を収める要因となりました。
個人的には良作とは思っても、神作だとまでは思わなかったかな。
他のアニメと比較するのは無粋なので多くは語りませんが、好きなアニメは?と問われた時に挙げるほどではなかったのは、正直な感想です。
お祭り騒ぎのように盛り上がったことが、一番楽しかったかもしれませんね。
最後に。
スタッフの皆さんお疲れ様でした。
エンドカードのイラストが、ブリキさんとうめてんてーで俺得で幸せでした。
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テーマ: 魔法少女まどか★マギカ
ジャンル: アニメ・コミック
タグ: 魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女まどか☆マギカ(アニメ話感想) 2011年放送開始アニメ ニコニコ動画
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ああせざるを得かなったという終わり方だったかな。 八方ふさがり状態で、希望のある結末にするにはサブタイ通り最後の道しるべでしたね。 一番救いのあるルートを確立して大団円、これはこれで一つの物語で...
のらりんすけっち
2011/04/25 21:28
魔法少女まどか★マギカ 第11話・第12話「最後に残った道しるべ / わたしの、最高の友達」
これは私の祈り、願い――。 一ヶ月。 ほむらが何度も繰り返した同じ「一ヶ月」。 まどかを助けたいってその一心で。 だが、それが世界の因果をまどかにコネクトさせ。 最強の魔法少女=魔女とすることにな...
SERA@らくblog
2011/04/27 02:28
魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] ついに完結! 良かった!良かったよおおおお! ・11話「最後に残った道しるべ」 ・12話「わたしの、最高の友達」
明善的な見方
2011/04/28 00:14
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