明日へと続く記憶

アニメ、ゲーム、ライトノベルの感想を書いたり、絵を描いたりしています。

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変態王子と笑わない猫。 

変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)
(2010/10/21)
さがら総

商品詳細を見る
読書期間:2011/1/14~2011/1/16

【評価……B
発想 ★★★★★★☆☆☆☆ … 6
設定 ★★★★★★☆☆☆☆
 … 6
物語 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
人物 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
文章 ★★★★★★★☆☆☆
 … 7
挿絵 ★★★★★★★★★
 … 9
ラブコメ
クーデレ
ツンデレ
変態


 ★★★★★★★★☆☆ … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7
 ★★★★★★★★☆☆
 … 8
 ★★★★★★☆☆☆
 … 7



 横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校二年生。ひょんなことで“笑わない猫像”に祈ったら、心で思ったことがいつまでどこでも垂れ流しになってしまった!
 人生の大ピンチを救ってくれたのは、クールでキュートな無表情娘、筒隠月子――
 「頭の先から尻尾の終わりまで撫でまわしたくなる感じの子だなあ」
 「変態さんですね」
 「ち、違っ、褒め言葉の一種だよ!?」
 「裁判沙汰の多そうな変態さんですね」
 「!!??」
 とにもかくにも猫像のせいで喪われた本音と建前を奪還しようと、ふたりは協力してアニマル喫茶に行ったり水着を買いに行ったりお嬢様のペットになったり――ん?
 第6回新人賞<最優秀賞>受賞、爽やか変態×冷ややか少女の青春迷走ラブコメ!

【感想】


MF文庫J史上初動売り上げ№1という人気がうなぎ登りの注目作。

このレーベルらしい、楽しめるラブコメで面白かったです。
大ハマりする人がいてもおかしくない雰囲気はありましたね。
さすがに評判になるだけのことはあります。

巷で願いを叶えてくれると噂になっている“笑わない猫像”に、建前を言わないように願った少年と、本心の表情が出ないよう祈った少女の青春ラブコメディとなっています。
基本はコメディ路線なんですが、ストーリーは意外な程にしっかりしていて、シリアス要素のバランスは悪くありません。

文章は、近年のラノベの流れを汲む、パロディを散ばせて回りくどい説明をする一人称スタイル。
個人的に好きな手法なんですが、本作品とは文章の波長が合わなかった、かな。
一文の面白さは優れていると思うんですが、通して読むとテンポが乱されたところがあります。
評価がもう一つ上のランクに届かなかったのは、この点が大きいですね。

キャラは、いかにも萌え系ラノベらしい、特化した女の子が多く登場します。
軽いお祈りのつもりが融通の利かないぐらい表情を消すことになったしまった少女・筒隠月子のクーデレっぷりは、明らかに狙いを定めてきていますね。
ですます調を多用する女の子は、あざとすぎると感じてしまいます。
ギャップ萌えは、さほど得られなかったかなぁ。

月子よりも、サブヒロインの小豆梓の方が好みでしたね。
防御力の低いツンデレは大好きです。
ちょこっと突くだけで、デレた言動をぽろぽろと零す彼女は愛らしかった。

梓は理由があるのでともかくとして、月子の好感度の推移が読めないと思ったのは自分だけでしょうか。
酷い目に遭っているのに、何故主人公に好意を寄せるのかが理解不明でした。
うーん、どこか見落としあったかなぁ。

そんな二人の女の子と絡むことになる主人公・横寺陽人は、言うほど変態じゃなかったように見えました。
これはもう、他のラノベの変態キャラを見過ぎた結果、自分が毒されているためでしょうね。
横寺の場合、むっつりスケベが、誤魔化しができないようになったという程度です。
煩悩を語ってしまう自爆が面白いものの、あっさりしていて濃厚さはありませんでした。
変態よりも鈍感さを何とかした方がいいね、うん。

喪われた本音と建前を取り戻す展開に文句はありませんし、テーマが明確なのも良いと思います。
ただ、設定の裏付けが弱すぎる気がします。
解決への糸口が曖昧だし、そもそも嘘を全くつけないってわけでもないみたいだし。
細かい点は、目を瞑るべき作品と考えるべきですかね。

イラスト担当は、カントクさん。
まず間違いなくヒットした理由の大半を占めるのが、可愛らしいイラストでしょうね。
初動が凄い新人作品なんて、絵師買い以外に考え辛いですから。
確かにどれも素晴らしく堪能させてもらいました。
梓はロリっぽくない絵が好きなので、月子と対比する意味でも童顔にしすぎないよう描き分けてもらえると嬉しいなぁー。

煩悩が止まらない少年にセクハラされて、表情を顔に出せない少女が苦労するラブコメ

テーマ: ライトノベル

ジャンル: 小説・文学

タグ: 書評  変態王子と笑わない猫。  さがら総  カントク  評価B 

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